特許
J-GLOBAL ID:200903054680467674

事故点標定システムおよび事故点標定方法、事故点標定システムの端末装置および標定演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鹿股 俊雄 ,  猪股 祥晃 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-011121
公開番号(公開出願番号):特開2007-192669
出願日: 2006年01月19日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】設備費を低く抑え、かつ、系統事故のあった送電線の標定演算結果の信頼性を確保する事故点標定システムを提供する。【解決手段】電力系統の各端子の端末装置1で取得された電力系統の状態量を標定演算装置60に入力して事故点の標定演算を行なうものにおいて、端末装置1は、A/D変換手段42、複数端子間の信号の同期をとるためのサンプリング同期手段41、電力系統の事故を検出する事故検出手段43、電力系統の事故時のデータを保存する手段44、標定演算装置との間で信号の送受信を行なう手段45、48を備え、標定演算装置は、複数の端末装置との間で信号の送受信を行なう手段、各端末装置から伝送された情報と予め設定された電力系統構成情報とに基づいて各端末装置に保存した系統事故時のデータを収集する手段、収集したデータから内部事故を判定する手段66、内部事故の判定により事故点標定演算を行なう手段67とを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電力系統の各端子に配置されてサンプリング同期された電気量情報を取得する各端末装置と、前記各端末装置で取得された前記サンプリング同期された電気量情報を入力して事故点の標定演算を行なう標定演算装置とからなる事故点標定システムにおいて、 前記端末装置は、電力系統の状態量を入力し所定周期でサンプリングしてアナログ信号をディジタル信号に変換して出力するアナログ/ディジタル変換手段、前記ディジタル信号の複数端子間のサンプリング同期を取るためのサンプリング同期手段、前記ディジタル信号を用いて電力系統の事故を検出し出力する手段、前記事故検出に基づいて絶対時刻データと電力系統事故時の電気量に関するデータとを保存する手段、前記電力系統事故時に絶対時刻データおよび系統事故検出出力データを前記標定演算装置に出力する手段、前記標定演算装置からの要求に応じて事故点標定演算に必要なデータを前記標定演算装置に出力する手段を備え、 前記標定演算装置は、前記複数の端末装置から入力した事故検出出力および絶対時刻データに基づいて、データ要求先端末装置を選択する選択手段、当該選択手段で選択した端末装置に対して事故点標定演算に必要とするデータの絶対時刻を指定し、かつ要求するデータ要求手段、前記データ要求手段にて得られる当該端末装置から出力された事故点標定演算に必要なデータに基づいて内部事故か否かを判定する判定手段、内部事故と判定したことを条件に事故点標定演算を行なう標定演算手段、前記標定演算手段にて演算された事故点標定演算結果を出力する手段を備えたことを特徴とする事故点標定システム。
IPC (1件):
G01R 31/08
FI (1件):
G01R31/08
Fターム (7件):
2G033AA01 ,  2G033AB01 ,  2G033AC04 ,  2G033AC06 ,  2G033AD18 ,  2G033AF01 ,  2G033AG14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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