特許
J-GLOBAL ID:200903054682106474

多段重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114843
公開番号(公開出願番号):特開平6-049128
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 エチレン重合体を製造する多段重合方法を得る。【構成】 使用する触媒は次の諸工程:(a)80-99.5モル%の塩化マグネシウムおよび20-0.5モル%の不安定な水素を含まない供与体化合物(D)を含有する塩化マグネシウム支持体(A)を、少なくとも一種の不安定な水素を含有する電子供与体化合物(B)と接触させる工程;(b)(a)の生産物を、チタンに対する還元剤である少なくとも一種の有機金属化合物(C)と接触させる工程;(c)(b)の生産物を液体炭化水素で洗浄する工程;(d)(c)の生産物を、液体炭化水素中の一つまたはそれ以上のチタン化合物の溶液と接触させる工程;からなる方法により製造される。
請求項(抜粋):
二つまたはそれ以上の連結重合反応器中で、触媒と助触媒とからなるチーグラ-ナッタ型の触媒系の助力で実施されるエチレン重合体を製造する多段重合方法において、使用する触媒は次の諸工程:(a)塩化マグネシウム支持体(A)は80-99.5モル%の塩化マグネシウムおよび20-0.5モル%の不安定な水素を含まない供与体化合物(D)を含有し、かつ10-100ミクロンの重量平均直径Dmおよび粒子のDn(数平均直径)に対するDmの比率が3未満であるような狭い粒子度分布を有する回転楕円状粒子の形態であり、その塩化マグネシウム支持体(A)を、少なくとも一種の不安定な水素を含有する電子供与体化合物(B)と接触させる工程、(b)(a)の生産物を、チタンに対する還元剤である少なくとも一種の有機金属化合物(C)と接触させる工程、(c)(b)の生産物を液体炭化水素で洗浄する工程、(d)(c)の生産物を、液体炭化水素中の一つまたはそれ以上のチタン化合物の溶液と接触させる工程、からなる方法により製造されることを特徴とするエチレン重合体の多段重合方法。
IPC (2件):
C08F 10/02 ,  C08F 4/643 MFG

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