特許
J-GLOBAL ID:200903054687341765

地中埋設物を探査する方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265040
公開番号(公開出願番号):特開平5-107366
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 物標10以外の導電性管体20が存在していても、正しい物標10の位置を特定できる地中埋設物の探査方法とこの方法を実施する装置を提供することにある。【構成】 地中埋設物探査装置は、垂直方向の高さが互いに異なる少なくとも2個の垂直磁界検出器41,43と少なくとも1個の水平磁界検出器42とを装備した磁界検出装置40と、距離検出器44と、前記検出器41,42,43,44からの信号を処理して、各測定位置での磁界の同相成分と直角成分を分離して求め、別管20による磁界の歪みを排除し、物標10のみの磁界を求め、物標10の埋設位置を特定する測定本体30とで構成されている。
請求項(抜粋):
地中に埋設された物標10に交流電流を流し、この電流が地表面上に作る磁界分布を、水平方向の磁界Hh のみ検出し、互いに垂直位置の異なる少なくとも2個の磁界検出器41,43と垂直方向の磁界Hv のみを検出する少なくとも1個の磁界検出器42とによって測定し、これ等の磁界Hh,Hv の分布形状から物標10の水平位置および深さを標定する地中埋設物探査方法において、電磁誘導によって別管20に流れる電流によって生じる別管磁界のうち、物標10を流れる電流で生じる物標磁界と位相が直角の成分を分離・測定し、この磁界成分を用いて所定の演算を行い、物標磁界と位相が同相の成分から別管磁界の寄与を除去して、純粋な物標磁界を求めて物標10の水平位置および深さを標定することを特徴とする地中埋設物探査方法。
IPC (2件):
G01V 3/10 ,  G01C 15/00

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