特許
J-GLOBAL ID:200903054697506177

石油燃焼器の消火装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330228
公開番号(公開出願番号):特開2001-147016
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【目的】 石油燃焼器の燃焼状態に関係なく安定した消火ができる消火装置の構造に関する。【構成】 芯内筒1と芯外筒2とで構成する芯収容筒3の間隙内に芯4を上下動自在に内装し、芯収容筒3の外方に隣接した空気室5内に収納した芯上下装置6によって芯筒7が回動して芯4を上下動し、空気室5と外気とを連通する空気流通孔8は、芯4の上下動と連動する開閉弁10によって燃焼時と緊急消火時に開口し通常消火時に閉止する。燃焼中は空気室5内に空気が流入して混合ガスが薄められ、芯4が通気口9よりも下方に降下する緊急消火時は空気室5内の混合ガスが爆発的に引火燃焼して芯4の降下とほぼ同時に急速消火し、かつ、芯4が通気口9よりも上方に降下する通常消火時には空気室5への空気の流入を防いで芯4からの灯油の気化を抑えて自然消火するものである。
請求項(抜粋):
芯内筒1と芯外筒2とで構成する芯収容筒3の間隙に芯4を上下動自在に取付け、該芯収容筒3の外方に隣接して空気室5を設け、かつ、該空気室5内に収納される芯上下装置6と、芯4の外方で芯上下装置6によって回動する芯筒7とを設け、芯4は回動する芯筒7によって上下動すると共に、通常消火の芯降下位置よりも緊急消火の芯降下位置を低く設定し、かつ、前記空気室5には空気室5と外気とを連通する空気流通孔8を設けると共に、通常消火の芯降下位置よりも低く、緊急消火の芯降下位置よりも高い位置に芯収容筒3の間隙と空気室5とを連通する通気口9を設け、かつ、芯4の上下動と連動して空気流通孔8を開口する開閉弁10を設け、緊急消火時に該開閉弁10が空気流通孔8を開口する石油燃焼器において、前記開閉弁10によって緊急消火時に開口する空気流通孔8は、燃焼時に開口し通常消火時に閉止することを特徴とする石油燃焼器の消火装置。

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