特許
J-GLOBAL ID:200903054700766878

巻取装置の張力発生機構及び張力発生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082579
公開番号(公開出願番号):特開平8-277050
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 常に一定の張力を得ることができ、移動速度の変動幅が少ない巻取装置の張力発生機構を提供する。【構成】 巻出軸1を回転させるモータに、巻出速度制御回路1aを接続する。巻出軸1に薄帯3の外形を計測するリール外径計測部1bを設ける。巻出軸1と巻取軸2との間に、ガイドローラ4、ダンサローラ5、送りローラ6を設ける。ダンサローラ5に、その上下の位置を計測するダンサローラ位置計測部5aを設ける。ダンサローラ位置計測部5aに巻取軸2側のガイドローラ4に、ライン速度計測手段4aを設ける。巻取軸2側のガイドローラ4と巻取軸2との間に送りローラ6を設ける。巻取軸2を回転させるモータに、入力手段によって入力されたライン速度指令7に基づいてモータの回転を制御する巻取速度制御回路2aを接続する。巻取速度制御回路2aにライン速度計測手段4aを接続する。
請求項(抜粋):
巻出軸に巻かれた薄帯を送り出して巻取軸において巻き取る巻取装置に、薄帯の移動とともに回転可能に且つ巻出し、巻取りの速度差とともに上下動可能に設けられ、自重を薄帯にかけることにより移動中の薄帯に対して張力を与えるダンサローラを有する巻取装置の張力発生機構において、前記ダンサローラの上下の位置を検出するダンサローラ位置計測手段と、前記ダンサローラ位置計測手段に接続され、前記ダンサローラの位置に応じて前記巻出軸又は前記巻取軸の回転速度を制御する速度制御手段を有することを特徴とする巻取装置の張力発生機構。

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