特許
J-GLOBAL ID:200903054703087823

循環流動層装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273077
公開番号(公開出願番号):特開平10-095987
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 循環流動層装置の構造を簡易化して、運転操作を容易化すると共に磨耗や故障を低減する。【解決手段】 一対の流動化室4・5を、該一対の流動化室間を相互に連絡する連通孔6・7が開設された略鉛直方向の隔壁8を介して隣接配置する。そして、これら一対の流動化室に相異なる空塔速度の流動化ガスを送入して該一対の流動化室内の流動層19・20に高さ方向に相異なる静圧勾配を形成することによって流動層の層高の略中心に形成される静圧勾配線の交点の高さ位置の上下にそれぞれ連通孔を設ける。すると、上側の連通孔6では空塔速度の大きな流動層20から空塔速度の小さな流動層19に向かって、下側の連通孔7では流動層19から流動層20に向かってそれぞれ流動媒体が移動するようになり、可動機構を備えた複雑な移送手段を設けることなく流動媒体を循環させることができる。
請求項(抜粋):
流動化ガスの上向流によって流動媒体を流動化して流動層を形成する複数の流動化室と、該複数の流動化室内の流動層間で流動媒体を循環させるべく該複数の流動化室間を相互に連絡する連絡手段とを有する循環流動層装置であって、一対の前記流動化室に相異なる空塔速度の流動化ガスを送入して該一対の流動化室内の流動層に高さ方向に相異なる静圧勾配を形成することによって前記流動層の層高の略中心に形成される静圧勾配線の交点の高さ位置の上方並びに下方にそれぞれ前記連絡手段を設け、前記一対の流動層間で流動媒体を循環するようにしたことを特徴とする循環流動層装置。
IPC (7件):
C10J 3/46 ,  C10J 3/48 ,  C10J 3/72 ,  F23C 11/02 305 ,  F23C 11/02 311 ,  F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB
FI (7件):
C10J 3/46 M ,  C10J 3/48 ,  C10J 3/72 J ,  F23C 11/02 305 ,  F23C 11/02 311 ,  F23G 5/30 ZAB B ,  F23G 5/50 ZAB E

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