特許
J-GLOBAL ID:200903054705967618

計測ゼロレベル調整機能付き差圧式液位測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-402356
公開番号(公開出願番号):特開2003-166869
出願日: 2001年12月04日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 計測用導管の底部に液溜め容器を設けて液位のゼロレベル調整機能を持たせた計測ゼロレベル調整機能付き差圧式液位測定装置を得る。【解決手段】 液位計測管3の底部に開放下端より上端を所定寸法高く底面を任意の寸法離して保持され、液位計測管3外形より内径を所定寸法大きくし、上部開放・底部密閉とした液溜め容器11を設け、計測用導管3の反差圧センサ7側を内圧調整用導管9とし、内圧調整用導管9を大気に対し開閉する調整バルブ10を連設した構成とし、調整バルブ10を開放して液溜め容器11に対象とする液体2と略同質の基準液体2aを満量充填し、大気圧P0に対する0点合わせをし、従って液溜め容器11の上端をゼロレベルZとして、調整バルブ10を閉止し、液溜め容器11の上端が液槽1の底近傍に予め設定した液位基準位置Aに達するよう液体2内に没入することにより、液位のゼロレベル調整機能を持たせた。
請求項(抜粋):
廃液や排水など測定対象液体を溜める液槽などの液体内に没入自在に配置し且つ耐環境材料を用い上端を閉じ下端開放の筒状管からなる液位計測管と、この液位計測管の上面に設けた計測用導管を介して連設され液位計測管内と大気圧との差圧(以下液位計測管内外の差圧と記す)を検出する差圧センサを備え、液位計測管内外の差圧を受けて液槽の液位を測定する差圧式液位測定装置において、前記液位計測管の底部に液位計測管の開放下端より上端を所定寸法高く底面を任意の寸法離して保持され、液位計測管外形より内径を所定寸法大きくし、上部開放・底部密閉とした液溜め容器を設け、前記計測用導管の反差圧センサ側を内圧調整用導管とし、この内圧調整用導管に大気に対し開閉する調整バルブを連設した構成とし、この調整バルブを開放して前記液溜め容器に測定対象液体と略同質で密度が略同様の基準液体を満量充填し、大気圧に対する0点合わせをし、従って液溜め容器の上端を0位置(以下ゼロレベルと記す)として、調整バルブを閉止し、このゼロレベルである液溜め容器の上端が液槽などの底近傍に予め設定した液位基準位置に達するよう液体内に没入することにより、液位計測管の液位のゼロレベル調整機能を持たせたことを特徴とする計測ゼロレベル調整機能付き差圧式液位測定装置。
Fターム (3件):
2F014AA04 ,  2F014AA05 ,  2F014BA03

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