特許
J-GLOBAL ID:200903054707243617

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066564
公開番号(公開出願番号):特開平9-256880
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】アイドル回転速度制御(ISC)装置により制御される機関回転速度が過剰となる場合、点火時期制御による対策とは異なり排気温度を上昇させることなく、充分な調整レンジをもってアイドル運転時の内燃機関の回転速度を低減させること。【解決手段】可変機構(VVT)25はバルブオーバラップを変更するために吸気バルブ8のバルブタイミングを変更する。アイドル回転速度制御弁(ISCV)24はバイパス通路23に流れる空気量QAを調整する。回転速度センサ76は、エンジン回転速度NEを検出する。ISCが故障することによりエンジン回転速度NEが上昇する。電子制御装置(ECU)80は回転速度NEが所定値NE1を超えて過剰であるか否かを判断する。その判断結果に基づきVVT25を制御することにより吸気バルブ8が遅角させて負のバルブオーバラップを得る。それにより、燃焼室4に取り込まれる吸入空気量QAが減少する。
請求項(抜粋):
燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路と、前記燃焼室と前記吸気通路との間を選択的に開閉するための吸気バルブと、同じく前記燃焼室と前記排気通路との間を選択的に開閉するための排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉特性を可変とするための可変機構と、前記吸気通路を流れる空気量を調整するための吸気調整手段とを有する内燃機関であって、前記内燃機関のアイドル運転時には、回転速度検出手段により検出される前記内燃機関の回転速度が所定値となるように前記吸気調整手段を制御するための第1の制御手段を備えた制御装置であって、前記内燃機関のアイドル運転時に前記吸気調整手段の作動に基づき制御されて、前記回転速度検出手段により検出される回転速度が前記所定値を超えて過剰であるか否かを判断するための判断手段と、前記回転速度が過剰であることが前記判断手段により判断されたときに、前記回転速度が低下するように前記可変機構を制御するための第2の制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/16
FI (3件):
F02D 13/02 H ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 41/16 K

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