特許
J-GLOBAL ID:200903054728467620

自動車用空調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339327
公開番号(公開出願番号):特開平9-175142
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 空調装置において、可変機構が故障した場合においても可能なかぎり乗員の好む空調状態にすることが可能で、かつ故障中の乗員操作を適切に処理して乗員の空調好みを精度よく抽出することが可能な空調制御装置を提供する。【解決手段】 空調制御装置において、熱環境情報検出手段と、自動車走行状態検出手段と、空調風供給装置の制御状態から冷媒循環量可変機構の異常を判定する冷媒循環量異常判定手段と、この判定手段における判定が循環異常であった場合に、循環量異常の程度と制御特性補正量記憶手段に記憶されている補正量とに応じて、空調風自動設定手段の制御特性を変更する制御特性変更手段と、循環量異常の程度に応じて設定情報記憶手段に記憶する乗員の操作量を補正する記憶量補正手段とを有する構成とした。
請求項(抜粋):
冷媒情報入力手段から入力された冷媒の状態に応じて、冷媒の循環流量を制御する冷媒循環量可変手段と、熱環境情報検出手段から入力された検出室温、外気温、日射量等の熱環境情報及び設定室温により目標空調条件を演算し、空調条件が前記目標空調条件を維持するように、自動的に空調装置本体の空調風供給装置と前記冷媒循環量可変手段とを制御して車室内を空調する空調風自動設定手段と、乗員の手動操作によって前記空調装置の設定室温、送風状態を設定変更可能な手動設定手段と、該手動設定手段が操作されたときの、前記熱環境情報、目標空調条件、設定室温または送風状態、前記使用時間のいずれかあるい全てを記憶する設定情報記憶手段と、前記設定情報記憶手段に記憶された設定情報から、前記空調風自動設定手段の制御特性を補正するための制御特性補正量を演算記憶する制御特性補正量記憶手段と、少なくともエンジン回転数、車速とから自動車の走行状態を検出する自動車走行状態検出手段と、から構成する自動車の空調制御装置において、前記熱環境情報検出手段と、前記自動車走行状態検出手段と、前記空調風供給装置の制御状態から、前記冷媒循環量可変機構の異常を判定する冷媒循環量異常判定手段と、前記冷媒循環量異常判定手段における判定が循環量異常であった場合に、循環量異常の程度と、前記制御特性補正量記憶手段に記憶されている補正量とに応じて、前記空調風自動設定手段の制御特性を変更する制御特性変更手段と、前記循環量異常の程度に応じて、前記設定情報記憶手段に記憶する乗員の操作量を補正する記憶量補正手段と、を有することを特徴とした自動車用空調制御装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60H 1/00 101 J ,  B60H 1/00 101 E ,  B60H 1/00 101 H

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