特許
J-GLOBAL ID:200903054730625497

焼却設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258799
公開番号(公開出願番号):特開平7-113505
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【構成】 焼却物の質によって発生する燃焼ガスの温度は異なり、焼却物の質に応じて第一煙道の入口部や出口部の温度に違いが生じるが、第一煙道の出口部の温度は基準値にする必要があるので、第一煙道の出口部の温度に応じて第一調節弁22、第二調節弁23の開閉度を調節し、第一煙道側の過熱器15および第二煙道側の過熱器16に供給する蒸気3の量を調節し、燃焼ガスの熱の回収量を調節し、第一煙道の出口部の温度が基準値となるよう制御する。【効果】 第一調節弁、第二調節弁の開閉度を調節し、第一煙道の出口部の燃焼ガスの温度を、焼却物の質にかかわらず常に基準値となるよう制御するので、ダイオキンシンの発生を防ぐことができ、さらに石油などによる助燃がほとんど不要になり、省エネルギーが実現できる。
請求項(抜粋):
焼却炉本体に、焼却物を焼却するための燃焼室と、該燃焼室内に配置された第一煙道と、該第一煙道に連通された第二煙道と、前記第一煙道の入口部および出口部の間の焼却炉本体側壁に配置されるとともに耐熱材で被覆された第一煙道側の過熱器と、前記第二煙道に配置された第二煙道側の過熱器とを備え、前記焼却物を燃焼室で焼却し、発生した燃焼ガスを第一煙道から第二煙道に順に導出しながら前記両過熱器に蒸気を供給して熱回収するよう構成された焼却設備において、前記第二煙道側の過熱器から第一煙道側の過熱器へ順に蒸気を供給するための蒸気供給管が設けられ、該供給管に各過熱器をバイパスする第一バイパス管および第二バイパス管が接続され、該各バイパス管に、前記各過熱器に供給する蒸気量を調節するための第一調節弁および第二調節弁がそれぞれ設けられたことを特徴とする焼却設備。
IPC (2件):
F22G 7/12 ,  F23G 5/46 ZAB

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