特許
J-GLOBAL ID:200903054731277883

耐ピット性に優れた鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-121892
公開番号(公開出願番号):特開2008-274379
出願日: 2007年05月02日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】塗装や電気防食を施さなくても実用化できる耐ピット性に優れ、原油タンクに適用したときにおいても優れた耐ピット性を発揮することのできる鋼板を提供する。【解決手段】C:0.03〜0.2%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.4〜1.8%、P:0.04%以下(0%を含まない)、S:0.040%以下(0%を含まない)、Al:0.01〜0.10%、N:0.002〜0.0080%、Cu:0.1〜0.5%およびNi:0.1〜0.50%を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、且つ鋼板表面から深さ10μmまでの旧オーステナイト粒界に、CuおよびNiの合計含有量が1.2%以上の濃化領域が存在すると共に、該濃化領域の板厚方向断面における面積率が5%以上である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.2%(「質量%」の意味、化学成分組成について以下同じ)、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.4〜1.8%、P:0.04%以下(0%を含まない)、S:0.040%以下(0%を含まない)、Al:0.01〜0.10%、N:0.002〜0.0080%、Cu:0.1〜0.5%およびNi:0.1〜0.50%を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、且つ鋼板表面から深さ10μmまでの旧オーステナイト粒界に、CuおよびNiの合計含有量が1.2%以上の濃化領域が存在すると共に、該濃化領域の板厚方向断面における面積率が50%以上であることを特徴とする耐ピット性に優れた鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/60 ,  C21D 8/02
FI (4件):
C22C38/00 301F ,  C22C38/16 ,  C22C38/60 ,  C21D8/02 C
Fターム (29件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA03 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA09 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA37 ,  4K032AA39 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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