特許
J-GLOBAL ID:200903054732428630

エンジンの燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151953
公開番号(公開出願番号):特開平5-340285
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 直入率(付着率)及び持ち去り率に基づいて燃料噴射量を設定するようにしたエンジンの燃料制御装置において、1サイクルあたりの燃料噴射回数あるいは燃料噴射タイミングにかかわりなく、燃焼室に燃料要求量分の燃料を正確に供給することができる燃料制御装置を提供する。【構成】 概ね1000r.p.m.以上の回転域では、リーディング噴射とトレーリング噴射とが行われ、燃料の気化・霧化が促進され、燃料分布が均一化される。そしてコントロールユニット18によって、直入率と持ち去り率とが推算され、かかる推算値に基づいて、吸入空気量に見合った燃料が燃焼室3に供給される。ここで、直入率推算値と持ち去り率推算値とは分割比に応じて補正され、分割の有無ないし分割比の大小にかかわりなく、常に燃焼室3に吸入空気量に見合った燃料が供給される。
請求項(抜粋):
各サイクルにおいて燃料噴射弁から噴射される燃料のうち直接的に燃焼室内に持ち込まれる燃料の割合(直入率)を推算するとともに、吸気通路壁に付着している燃料のうち該サイクルで燃焼室に持ち去られる燃料の割合(持ち去り率)を推算し、上記直入率と上記持ち去り率とに基づいて、該サイクルで噴射される燃料のうち直接的に燃焼室に持ち込まれる分と、吸気通路壁に付着している燃料のうち該サイクルで燃焼室に持ち去られる分の合計が、該サイクルでの燃料要求量に一致するように燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段が設けられたエンジンの燃料制御装置において、燃料噴射パターンとして、1サイクルにつき1回だけ噴射を行う単独噴射パターンと、1サイクルにつき複数回噴射を行う複数噴射パターンとを設定することができる噴射パターン設定手段と、該噴射パターン設定手段によって複数噴射パターンが設定されているときには、単独噴射パターンが設定されているときよりも直入率推算値及び持ち去り率推算値を減少側に補正する推算値補正手段とが設けられていることを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 364
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公平3-059255
  • 特開平3-023339
  • 特開平1-167630
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