特許
J-GLOBAL ID:200903054734054532

偽信号相互相関検出方法、送信源選択制限方法及び衛星選択制限方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292851
公開番号(公開出願番号):特開2003-098244
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 偽信号相互相関による位置とび等の障害を防止又は軽減する。【解決手段】 受信・捕捉している複数の衛星について、ドップラー周波数測定値同士の差(受信周波数差)が所定範囲内か否かの判別を行い(202)、所定範囲内とされた衛星のうち最小の相関ピーク値が弱信号を示すものであり(203)かつ最大の相関ピーク値が強信号を示すものであるか否かを調べる(204)。それらの条件が成立した場合は、最大の相関ピーク値を呈した衛星が真の衛星であり、他の衛星は実は真の衛星ではなく、実際には他の衛星からの強い受信信号による偽信号相互相関による偽像に過ぎないものであると見なす。偽像であることが判明した衛星については、以後の衛星選択の対象から除外する(205)。
請求項(抜粋):
互いに相対移動しつつ送信を行う複数の送信源から受信機へとスペクトラム拡散された信号を送信する無線システムにて、キャリア周波数同期制御及びコード位相同期制御を通じて送信源を無線捕捉する受信機により、実行され、キャリア周波数同期制御を通じて得られる情報に基づきかつ捕捉した送信源毎に受信信号のドップラー周波数を測定し、捕捉した送信源の中から、ドップラー周波数の測定値の差が所定範囲内となる組合せを検出する受信周波数差判別ステップと、上記組合せに属する送信源の中に、コード位相同期制御にて得られた相関ピーク値が偽信号相互相関によっても得られる低水準の相関を示しているもの及び偽信号相互相関によっては得られない高水準の相関を示しているものが、共に含まれているか否かを調べる相関比較ステップとを有し、相関比較ステップにて含まれていることが判明した場合に、上記低水準の相関を示す相関ピーク値が、実は、上記高水準の相関に係る送信源からの受信信号と、その送信源とは異なる送信源に対応したスペクトラム逆拡散符号との相互相関である偽信号相互相関の結果である、と見なすことを特徴とする偽信号相互相関検出方法。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  B64G 3/00
FI (2件):
G01S 5/14 ,  B64G 3/00
Fターム (7件):
5J062AA12 ,  5J062CC07 ,  5J062DD04 ,  5J062DD05 ,  5J062DD15 ,  5J062DD23 ,  5J062EE03

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