特許
J-GLOBAL ID:200903054751714031

スローアウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115023
公開番号(公開出願番号):特開平5-309514
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 チップ本体32を保持する工具本体1先端部2の肉厚Hを確保しつつ、軸方向すくい角および径方向すくい角を可及的に大きく正角側に設定する。【構成】 チップ本体32のすくい面となる一端面33を、ノーズ部34から離間するに従って傾斜角αで着座面となる他端面42側に向かう傾斜面とする。これによってノーズ部34を挟む側面35,36と一端面33とが成す稜線が切刃37,38となり、これらの切刃37,38もそれぞれ傾斜角β,δで他端面39側に向かって傾斜する。また、前記切刃37に沿ってブレーカ40が形成される。【効果】 軸方向すくい角および径方向すくい角が、傾斜角β,δとブレーカ40の内面の角度θ3とのそれぞれの和に相当するだけ正角側に設定される。このため、工具本体1のチップ31を保持する先端部2の剛性を維持した上で、切削性の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
多角形平板状をなすチップ本体の角部にノーズ部が形成されるとともに、このノーズ部を挟む上記チップ本体の隣合う一対の側面のそれぞれと、上記ノーズ部に連なる上記チップ本体の一端面とがなす二つの交差稜線の少なくとも一方に、上記ノーズ部に連なって切刃が形成されているスローアウェイチップにおいて、上記一端面が、上記ノーズ部から離間するに従って上記チップ本体の他の端面側に向かう傾斜面を有し、この傾斜面によって上記二つの交差稜線も共に上記ノーズ部から離間するに従って上記他端面側に向かうように傾斜せしめられ、前記各傾斜面には、これらの傾斜面と前記各側面のそれぞれとがなす稜線に沿って、ブレーカが形成されたたことを特徴とするスローアウェイチップ。
IPC (2件):
B23C 5/20 ,  B23C 5/10
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭48-023068
  • 特開昭48-023068
  • 特開昭62-084904
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