特許
J-GLOBAL ID:200903054755063868

溶接熱影響部靭性の優れた大入熱溶接用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003162
公開番号(公開出願番号):特開平5-186848
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、大入熱溶接時でもHAZ靭性の低下が小さい構造用鋼を高度な製造技術を必要とすることなく大量に安定して提供するものである。【構成】 Ti,V,Nを含有し、Nを0.005〜0.020%添加することにより、大入熱溶接を行なっても靭性低下の少ない鋼板の製造が可能になる。これは、Ti-Nによる結晶粒細粒化に加えて溶接後の冷却過程でVNからの粒内フェライトの生成により溶接熱影響部のミクロ組織が細粒化され、靭性の向上が得られる。
請求項(抜粋):
重量%として、C :0.03〜0.10%Si:0.01〜0.5%Mn:0.4〜2.0%P :0.030%以下S :0.001〜0.01%V :0.03〜0.20%Ti:0.005〜0.020%Al:0.005〜0.06%N :0.005〜0.02%残部がFeおよび不可避的不純物からなる溶接熱影響部靭性の優れた大入熱溶接用鋼。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-283217

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