特許
J-GLOBAL ID:200903054762124228

核燃料スクラップ乾式回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037509
公開番号(公開出願番号):特開平10-232294
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 核燃料ペレット製造工程で発生したスクラップをその物質形態如何に拘わらず回収・再生することができ、また、再生した回収粉末を核燃料ペレットの原材料として直接再使用することを可能にする。【解決手段】 材料受入れホッパ1から所定量のスクラップが酸化粉砕用回転容器2内に投入され、スクラップはムライト焼結体3と共に回転されながらヒータ4により最大900°Cまで空気雰囲気中で加熱され、8酸化3ウラン(U3O8)の酸化粉末が生成される。この酸化粉末は、還元ガスが充填されている雰囲気置換用ホッパ8を通って還元粉砕用回転容器20内に送られる。ヒータ19により還元粉砕用回転容器17内の粉末は最大900°Cまで還元雰囲気中で加熱され、この還元雰囲気中での加熱により8酸化3ウラン(U3O8)の粉末は焼結性の高い2酸化ウラン(UO2)の粉末となる。
請求項(抜粋):
核燃料ペレット製造工程で発生した少なくとも2酸化ウランを有するスクラップを回収し、このスクラップを加熱・酸化することにより核燃料ペレット製造用原料粉末を生成する核燃料スクラップ乾式回収装置において、前記製造工程で発生したスクラップを導入し、これを空気雰囲気中で、核燃料粉末の焼結助剤として機能する粉砕メディアと共に回転させながら所定温度で加熱する酸化粉砕用回転容器と、前記酸化粉砕用回転容器と連通し、前記酸化粉砕用回転容器で生成された酸化粉末を導入して、これを還元雰囲気中で、核燃料粉末の焼結助剤として機能する粉砕メディアと共に回転させながら所定温度で加熱する還元粉砕用回転容器と、前記還元粉砕用回転容器の払い出し口側に配設され、前記還元粉砕用回転容器で生成された還元粉末を収納する粉末払い出し用容器と、を備えたことを特徴とする核燃料スクラップ乾式回収装置。
IPC (2件):
G21C 21/02 ,  B09B 5/00 ZAB
FI (2件):
G21C 21/02 G ,  B09B 5/00 ZAB T

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