特許
J-GLOBAL ID:200903054775320832

スチレン-アクリロニトリル系共重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 英一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087584
公開番号(公開出願番号):特開平5-255448
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 連続塊状重合時におけるゲルの発生や炭化されたゲル状ポリマの異物生成を防止する方法を提供する。【構成】 芳香族ビニル系単量体とシアン化ビニル系単量体からなる単量体混合物に対して有機溶媒を配合してなる原料溶液を完全混合槽型反応器に連続的に供給して塊状重合を行わせながら所定の重合転化率に到達した重合溶液を抜き出し,真空脱揮装置にて揮発分を分離させる連続塊状重合方法において,完全混合槽型反応器の液面から発生する単量体蒸気等をコンデンサーで凝縮液化させつつ反応器内に還流することによって各反応器内を120〜150°C以内で且つ単量体の重合転化速度を30%/hr以内に保持させるスチレンーアクリロニトリル系共重合体の製造法。【効果】連続塊状重合時における各反応器におけるゲルの発生や炭化されたゲル状ポリマの生成が減少し連続塊状重合運転の稼働日数も延期される。
請求項(抜粋):
芳香族ビニル系単量体97〜50重量%とシアン化ビニル系単量体3〜50重量%からなる単量体混合物100重量部に対して5〜30重量部の有機溶媒を配合してなる原料溶液を完全混合槽型反応器一段もしくは複数段が直列に連結された完全混合槽型反応器に連続的に供給して塊状重合を行わせながら所定の重合転化率に到達した重合溶液を抜き出し,真空脱揮装置にて未反応単量体及び有機溶媒等の揮発分を分離させる連続塊状重合方法において,完全混合槽型反応器の液面から発生する単量体蒸気等をコンデンサーで凝縮液化させつつ反応器内に還流することによって各反応器内を120〜150°C以内で且つ単量体の重合転化速度を30%/hr以内に保持させることを特徴とするスチレンーアクリロニトリル系共重合体の製造法。
IPC (2件):
C08F212/10 MJV ,  C08F 2/00 MDB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-127778

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