特許
J-GLOBAL ID:200903054778968264

気液接触用の充填材及び充填塔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102700
公開番号(公開出願番号):特開平6-312101
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】規則型充填材において、液量が多くなると、該充填材を構成する薄層物波形溝から液体が滑らかに下方に落下できなくなり、圧力損失の増加につながる。そこで、液体を滑らかに流下させ、圧力損失の低減、運転操作範囲の広範囲化を図ることを目的とする。【構成】充填材のブロック2〜5の間に、液流れ促進装置101〜103を設置して充填塔1を構成する。該液流れ促進装置は、充填材2〜5を構成する各要素20〜50の波形溝より断面積の大きな形状を持つ部材を有し、大きな空間部が形成される。あるいはまた、充填材自身の下部を隣接する薄層物毎に凸凹の形状にて構成して空間部を設けて流れ促進装置とする。【効果】液体が充填材の下部から滑らかに下方へ落下するため、圧力損失の増加が防止できる。従って、圧力損失が小さく、運転操作範囲の広い充填材を提供できる。
請求項(抜粋):
複数の充填材が軸方向に多段配置され、各充填材は、充填塔内に平行に配置され波形溝を有する複数の薄層物によって構成され、隣接する薄層物はそれらの波形溝が互いに交差するように配置され、かつ、該薄層物は間隔をおいて配置された小孔の列を有し、上部から液体を流下させ、該液体と下部から上昇する気体とを向流接触させる気液接触用の充填塔において、前記各充填材は、複数のブロックに分割され、前記各ブロック間に、少なくとも前記充填材の波形溝より大きな波形溝を有し、少なくとも各ブロックの塔軸方向の長さが該充填材より短い形状を有した液流れ促進部を有する充填材を設置したことを特徴とする充填塔。
IPC (7件):
B01D 3/16 ,  B01D 3/26 ,  B01D 53/18 ,  B01J 10/00 102 ,  B01J 19/32 ,  F25J 3/02 ,  F28F 25/08

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