特許
J-GLOBAL ID:200903054780193601

自動列車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-282065
公開番号(公開出願番号):特開2001-097213
出願日: 1999年10月01日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、短小軌道回路では伝送する符号情報のフレ-ム長を、列車の通過時間を考慮して、車上で最低1フレ-ム受信できる時間を取れるように短フレ-ムとし、情報内容は必要最低限の情報のみを設定し、それ以外の情報は外方軌道回路の情報を維持して、より多くの列車制御情報の伝送を可能とする自動列車制御装置を提供することである。【解決手段】 地上装置1では、軌道回路長判別部1aにより軌道回路長を判別すると、短小軌道回路の制御情報には、当該軌道回路を列車が通過する時間の1/2以下のフレーム長を設定し、この短小軌道回路制御情報を設定した短小種軌道回路制御信号を送信制御部1dによりレ-ル2に送信する。車上装置4では、地上装置1からレ-ル2に流される短小軌道回路制御信号を受信アンテナで受信し、その短小軌道回路制御信号に設定された全フレ-ムを正常受信したことを確認すると、短フレ-ムに設定された短小軌道回路制御情報を復号化して解読する。
請求項(抜粋):
列車制御情報を生成して軌道に伝送する地上装置と、列車上に搭載され、該地上装置から軌道に伝送された列車制御情報を受信して当該列車制御情報に従って列車の走行状態を制御する車上装置と、から構成された自動列車制御装置において、前記地上装置は、制御対象となる前記軌道回路長が通常か短小かを判別する判別手段と、この判別手段による軌道回路長の判別結果に応じて通常軌道回路長あるいは短小軌道回路長に応じた列車制御情報を作成する制御情報作成手段と、この制御情報作成手段により作成された通常軌道回路長あるいは短小軌道回路長に応じた列車制御情報を通常フレ-ム構成あるいは短フレ-ム構成に設定して前記軌道に送信する送信手段と、を備え、前記車上装置は、前記送信手段により軌道に送信された列車制御情報のフレ-ム構成を識別して前記軌道回路長に対応した列車制御情報を受信し、この受信した列車制御情報に従って前記列車の走行状態を制御することを特徴とする自動列車制御装置。
Fターム (6件):
5H161AA01 ,  5H161CC04 ,  5H161CC05 ,  5H161DD02 ,  5H161EE04 ,  5H161EE07

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