特許

J-GLOBAL ID：200903054783421427

2次元フォトニック結晶中の共振器と波長分合波器

発明者： 野田 進 ,  浅野 卓 ,  赤羽 良啓
出願人/特許権者： 京都大学長 ,  住友電気工業株式会社
代理人 (6件)： 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-032473
公開番号（公開出願番号）：特開2004-245866
出願日： 2003年02月10日
公開日（公表日）： 2004年09月02日
要約：

【課題】2次元フォトニック結晶中において、Q値が高められた共振器を提供し、さらにそのような共振器と導波路とを組合せて高い波長分解能を有する波長分合波器を提供する。【解決手段】2次元フォトニック結晶中の点状欠陥からなる共振器では、2次元フォトニック結晶は板材(1)内に設定された2次元格子点において板材(1)に比べて小さな屈折率を有しかつ同一の寸法形状の低屈折率物質(2)を配設することによって構成されており、点状欠陥(4)は3以上の互いに隣接する複数の格子点を含んでいてそれらの格子点には低屈折率物質(2)が配設されておらず、点状欠陥(4)に最近接の格子点の少なくとも一つに対応して配設されるべき低屈折率物質(2)がその格子点から所定距離だけ変位させられて配設されていることを特徴としている。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

2次元フォトニック結晶中の点状欠陥からなる共振器であって、 前記2次元フォトニック結晶は板材内に設定された2次元格子点において前記板材に比べて小さな屈折率を有しかつ同一の寸法形状の低屈折率物質を配設することによって構成されており、 前記点状欠陥は3以上の互いに隣接する複数の格子点を含んでいて、それらの格子点には前記低屈折率物質が配設されておらず、 前記点状欠陥に最近接の格子点の少なくとも一つに対応して配設されるべき前記低屈折率物質がその格子点から所定距離だけ変位させられて配設されていることを特徴とする共振器。

IPC (1件)：

G02B6/12

FI (2件)：

G02B6/12 Z ,  G02B6/12 F

Fターム (3件)：

2H047KA03 ,  2H047LA00 ,  2H047LA18

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 光導波路およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-086349   出願人：日本電信電話株式会社
• 2次元フォトニック結晶導波路、および波長分波器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-084869   出願人：関西ティー・エル・オー株式会社, ティーディーケイ株式会社

引用文献：

出願人引用 (4件)

• 2002年春季第49回応用物理学関係連合講演会講演予稿集, 20020327, 第3分冊, p.1039, 29p-L-8
• 2002年秋季第63回応用物理学会学術講演会講演予稿集, 20020924, 第3分冊, p.915, 25p-YA-16
• Journal of Applied Physics, 20020715, Vol.92 No.2, p.654-659
• Optics Express, 20020729, Vol.10 No.15, p.670-684