特許
J-GLOBAL ID:200903054786709090

車両位置計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325304
公開番号(公開出願番号):特開平11-142167
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 自立型センサからのデータにより車両位置を計測するとき、簡略化した式で測地座標で表される緯度、経度を演算し、車両位置を迅速、かつ正確に計測する。【解決手段】 磁気コンパス、車速センサ、ジャイロセンサからなる自立型センサのデータを用いて車両位置を計測する場合には、各センサから移動前地点から移動後地点までのX方向の移動距離X0 とY方向の移動距離Y0 を演算し、地球を楕円体としたときに用いる卯酉線曲率半径N1 を算出する。そして、移動前地点での測地座標による経度λ1 、緯度φ1 とこの卯酉線曲率半径N1 を用い、移動後地点の測地座標による経度λ2 、緯度φ2 を算出する。
請求項(抜粋):
車両の移動前地点を測地座標で表すとき、経度をλ1 、緯度をφ1 として記憶する移動前地点記憶手段と、車両が移動前地点から移動後地点に移動したときの移動距離を、直交座標で表すとき、当該直交座標のX方向の移動距離をX0 、Y方向の移動距離をY0 として算出する移動距離算出手段と、地球の赤道半径a,地球の離心率eおよび移動前地点の緯度φ1 から、移動前地点の卯酉線曲率半径N1 を、として算出する卯酉線曲率半径算出手段と、該卯酉線曲率半径算出手段によって算出された卯酉線曲率半径N1 と移動前地点の緯度φ1 から、直交座標X-Y対角長L1 を、L1 =N1 ×cos(φ1 )として算出する対角長算出手段と、該対角長算出手段によって算出された対角長L1 とX方向の移動距離X0 から、経度変化量Δλを、として算出する経度変化量算出手段と、該経度変化量算出手段によって算出された経度変化量Δλと移動前地点の経度λ1 から、測地座標で表される移動後地点の経度λ2 を、λ2 =λ1 +Δλとして算出する移動後地点の経度算出手段と、前記卯酉線曲率半径算出手段によって算出された卯酉線曲率半径N1 、地球の離心率eおよび移動前地点の緯度φ1 から、移動前地点から緯度1度移動したときの円弧の長さL2 を、として算出する円弧算出手段と、該円弧算出手段によって算出された円弧の長さL2 とY方向の移動距離Y0 から、緯度変化量Δφを、として算出する緯度変化量算出手段と、該緯度変化量算出手段によって算出された緯度変化量Δφと移動前地点の緯度φ1 から、測地座標で表される移動後地点の緯度φ2 を、φ2 =φ1 +Δφとして算出する移動後地点の緯度算出手段とを備える構成としてなる車両位置計測装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G09B 29/10 ,  G01S 5/14
FI (3件):
G01C 21/00 A ,  G09B 29/10 A ,  G01S 5/14

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