特許

J-GLOBAL ID：200903054795097412

アルミナ質焼結体及びその製造方法

発明者： 王 雨叢
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-165878
公開番号（公開出願番号）：特開平9-020552
出願日： 1995年06月30日
公開日（公表日）： 1997年01月21日
要約：

【要約】【構成】アルミナ粉末と、雰囲気の違いによりアルミナおよびβ型アルミナへの固溶限界量が異なる第1の金属酸化物粉末と、アルミナとの反応によってβ型アルミナを生成し得る第2の金属酸化物粉末とを添加、混合、成形した後,第1の金属酸化物の固溶-析出処理を行い、アルミナ結晶相と、β型アルミナ結晶相とからなる複合焼結体であって、前記アルミナ結晶相1およびβ型アルミナ結晶相2の粒内に、それぞれの結晶相とは異なる金属酸化物結晶粒子3が分散してなるアルミナ質焼結体を得る。【効果】分散強化効果と形状異方性粒子による高強度高靱性化の相乗効果により、室温から1200°Cまで高強度と高靱性を図る。

請求項（抜粋）：

アルミナ結晶相と、β型アルミナ結晶相とからなる複合焼結体であって、前記アルミナ結晶相およびβ型アルミナ結晶相の粒内に、それぞれの結晶相とは異なる金属酸化物結晶粒子が分散してなることを特徴とするアルミナ質焼結体。