特許
J-GLOBAL ID:200903054798723470

炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-188577
公開番号(公開出願番号):特開平11-036135
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、炭素繊維製造中、耐炎化工程や炭素化工程において繊維同士の融着が無いために工程通過性が良く、炭素繊維の工業的な生産性を高めることができると同時に、品質の良い炭素繊維を製造することができる炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維を提供することを目的とする。【解決手段】 水膨潤状態にあるアクリロニトリル系繊維に融着防止油剤を付着させた後に、乾燥緻密化して得られる炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維であって、乾燥緻密化後融着防止油剤付着量Y(重量%)と、水膨潤状態の維の水膨潤度X(重量%)の関係が、Y≧0.15(数式1)およびY≦-0.027X+3.6(数式2)を満足することを特徴とする。
請求項(抜粋):
水膨潤状態にあるアクリロニトリル系繊維に融着防止油剤を付着させた後に、乾燥緻密化して得られる炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維であって、融着防止油剤付着量が、次の(数式1)および(数式2)を満足することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維。Y≧0.15 (数式1)Y≦-0.027X+3.6 (数式2)(式中、Yは乾燥緻密化後の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の融着防止油剤付着量(重量%)を表し、Xは水膨潤状態のアクリロニトリル系繊維の水膨潤度(重量%)を表す。)
IPC (2件):
D01F 6/18 ,  D01F 9/22
FI (2件):
D01F 6/18 E ,  D01F 9/22

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