特許
J-GLOBAL ID:200903054819588455

高純度コバルト及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167393
公開番号(公開出願番号):特開平7-003486
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 ターゲット材等に用いられるニッケル及び鉄等の不純物を最小限しか含まない5Nレベル以上の水準の高純度のコバルト製造技術の開発。【構成】 電解槽1、2、3を用いてコバルトの段階的精製による高純度コバルト製造方法。電解液は最終段から第1段に向けて間欠的或いは連続的に流し、第1段の電解槽からの電解液を溶媒抽出4により主としてニッケルを除去した後最終段に循環し、第1段のアノードは粗コバルト金属を使用しそして第2段以降の各段のアノードはその前の段で得られたカソードを使用し、そして最終段において間欠的に或いは連続的に電解液を抜き出して溶媒抽出6により主として鉄を除去する。最終段のカソードを回収し、そして回収したカソードを真空溶解する。電解及び溶媒抽出作用により重金属及び放射性元素を除去し、そして真空溶解により揮発性のアルカリ金属を除去する。
請求項(抜粋):
硫酸コバルト水溶液を電解液としてアノードからカソード上に精製コバルト金属を電析させる電解槽を第1段から最終段まで複数段用いてコバルトの段階的精製による高純度コバルト製造方法であって、電解液は最終段から第1段に向けて間欠的或いは連続的に流し、第1段の電解槽からの電解液を溶媒抽出により主としてニッケルを除去した後最終段に循環し、第1段のアノードは粗コバルト金属を使用しそして第2段以降の各段のアノードはその前の段で得られたカソードを使用し、そして最終段において間欠的に或いは連続的に電解液を抜き出して溶媒抽出により主として鉄を除去し、そして最終段のカソードを回収することを特徴とする高純度コバルトの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-218912

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