特許
J-GLOBAL ID:200903054822100609

直動転がり案内ユニツト及び該ユニツトに用いる防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽切 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334526
公開番号(公開出願番号):特開平5-149332
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】保守を必要とせず、摺動台の移動方向及び移動方向に対し垂直な面内における振動を有効に抑制し、かつダンピング特性を自在に設定できる防振装置を得る。【構成】直動転がり案内ユニットに備える防振手段は、軌道台5を挾むように摺動台に複数設けた防振装置から成る。防振装置は、液密室と、液密室内に充填された防振用液体37と、液密室に対して出没動作をなすピストンロッド39と、ピストンロッド39の先端部に連結されて軌道面5cに摺接する、摩擦プレート43及び摩擦パッド44から成る摺接部材41と、ピストンロッド39を突出方向に付勢する付勢手段であるコイルスプリング45と、ピストンロッド39の先端側及び後端側に分けられる液密室の一方の室43a及び他方の室43bとを連通させるためにピストンロッド39に形成された大径連通孔39d及び小径連通孔39eと、大径連通孔39dを径て室34aから室34bに液体の流れを規制する弁47から成る規制手段とから成る。
請求項(抜粋):
軸方向に沿って軌道面が形成された軌道台と、前記軌道台により案内される摺動台と、前記軌道台及び前記摺動台の相互間にて防振作用をなす防振手段とを有する直動転がり案内ユニットにおいて、前記防振手段は前記軌道台を挟むように前記摺動台に複数設けられた防振装置から成り、前記防振装置は、前記摺動台側に形成された液密室と、前記液密室内に充填された防振用液体と、前記液密室に前記軸方向に対して略垂直な方向において摺動自在に設けられて前記液密室に対する出没動作をなすピストンロッドと、前記ピストンロッドの先端部に連結されて前記軌道面に摺接した摺接部材と、前記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、前記ピストンロッドにより該ピストンロッドの先端側及び後端側に分けられる前記液密室の一方の室と他方の室とを互いに連通せしめるべく前記ピストンロッドに形成された大径及び小径の2種の連通孔と、前記大径の連通孔を経る前記後端側から前記先端側への前記液体の流れを規制する規制手段とから成ることを特徴とする直動転がり案内ユニット。
IPC (2件):
F16C 29/02 ,  F16C 29/04

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