特許
J-GLOBAL ID:200903054830039579

光学活性2-フルオロアルカン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055186
公開番号(公開出願番号):特開平5-255177
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(1)(例えば、(Z)-2-フルオロ-2-ヘキセン酸)で表わされるα,β-不飽和カルボン酸を、一般式(2)〜(4)Ru2Cl4(L)2(NEt3) (2)、 Ru(OCOR3)2L (3)、RuX2L (4)(式中、Etはエチル基を、R3は低級アルキル基又はトリフルオロメチル基を、Xはハロゲン原子を、Lは例えば2,2′-ビス(ジフェニルホスフイノ)-1,1′-ビナフチルを示す。)で表わされるルテニウム-光学活性ホスフィン錯体の少なくとも1種を触媒として不斉水素化することを特徴とする一般式(6)(例えば、(R)-2-フルオロヘキサン酸)で表わされる光学活性2-フルオロアルカン酸の製造方法。【効果】 強誘電性液晶の合成中間体として有用な光学活性2-フルオロアルカン酸を、簡便でかつ経済的に、効率良く製造することができる。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、波線はシス位及び/又はトランス位を示し、R1 は低級アルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキル基を示す。但し、低級アルコキシ基はさらに低級アルコキシ基で置換されていてもよい)で表わされるα,β-不飽和カルボン酸を、一般式(2)〜(4)Ru2Cl4(L)2(NEt3) (2)〔式中、Etはエチル基を示し、Lは式(5)【化2】(式中、R2 は水素原子、メチル基又はtert-ブチル基を示す)を示す〕Ru(OCOR3)2L (3)(式中、R3 は低級アルキル基又はトリフルオロメチル基を示し、Lは前記と同じ意味を有する)RuX2L (4)(式中、Xはハロゲン原子を示し、Lは前記と同じ意味を有する)で表わされるルテニウム-光学活性ホスフィン錯体の少なくとも1種を触媒として不斉水素化することを特徴とする一般式(6)【化3】(式中、R1 は前記と同じ意味を有し、*は不斉炭素であることを示す)で表わされる光学活性2-フルオロアルカン酸の製造方法。
IPC (5件):
C07C 53/21 ,  B01J 31/24 ,  C07C 51/36 ,  C07C 59/135 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭63-243059
  • 特開平2-111740
  • 特開昭63-239245
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