特許
J-GLOBAL ID:200903054830067041
磁気共鳴スペクトロスコピー装置、スペクトルデータの位相補正方法、及び記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-321558
公開番号(公開出願番号):特開2001-137213
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】MRS装置における代謝物質に係るスペクトルデータが、0次の位相シフトにより位相の折り返しが生じている場合であっても、自動位相補正処理を失敗しないように行うことを目的としたものである。【解決手段】位相補正に関して、まず関心周波数領域の中心又は中心に近いピークの位相値が0になるように0次の位相補正を行い〔(a),(b)〕、その後にこの位相値と他の(複数の)ピークの位相値とで周波数の多項式に近似して位相回転を行う〔(c),(d),(e)〕、という2段階の過程に分割して処理することで、位相補正を行う。
請求項(抜粋):
代謝物質ごとの濃度分布を示すスペクトルデータの位相補正が可能な磁気共鳴スペクトロスコピー装置において、前記スペクトルデータにおける複数のピークのうち、関心周波数領域内の中心又はその近傍のピークを検出し、当該ピークの位相値を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出したピークの位相値を0に近づけるように、前記スペクトル全体に対して位相回転を行う第1の位相回転手段と、前記ピークとは別のピークを少なくとも1つ検出し、当該検出したピークの位相値を算出する第2の算出手段と、前記第1の位相回転手段によって位相回転されたピークの位相値と前記第2の算出手段によって算出された少なくとも1つのピークの位相値を周波数の多項式に近似する近似手段と、前記近似手段によって近似された多項式を使って、前記スペクトル全体の各ピークの位相値を0とするように位相回転を行う第2の位相回転手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴スペクトロスコピー装置。
IPC (3件):
A61B 5/055
, G01R 33/32
, G01R 33/54
FI (3件):
A61B 5/05 382
, G01N 24/02 530 J
, G01N 24/02 530 Y
Fターム (4件):
4C096AA13
, 4C096AB38
, 4C096AD12
, 4C096DA06
引用特許:
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