多色画像形成装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：中村智廣 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-257357
公開番号（公開出願番号）：特開平9-101641
出願日： 1995年10月04日
公開日（公表日）： 1997年04月15日
要約：

【要約】【課題】一括転写タイプの多色画像形成装置において、現像剤劣化や環境変動等によるトナー像の潜像電位が変動した場合であっても、画像部の混色やキャリア飛翔等の問題がなく、正常な色バランスからなる高品質の多色画像を確実にかつ安定して形成できるようにする。【解決手段】電位測定手段15により測定した潜像電位と現像バイアス電位の電位差があらかじめ設定した規定値の許容範囲を越えて異なる場合、その電位差が許容範囲内に収まるまで制御動作を繰り返し、潜像電位を固定して現像バイアス電位を設定する第1の制御工程と、第1の制御工程での帯電電位と現像バイアス電位との電位差があらかじめ設定した規定値の許容範囲を越えて異なる場合、その電位差が許容範囲内に収まるまで制御動作を繰り返し、現像バイアス電位を固定して帯電電位を設定する第2の制御工程とを、2色目以降の各色のトナー像に対して順次行う電位設定手段16を設けた。

請求項（抜粋）：

潜像担持体の周囲に、少なくとも帯電器、像露光装置、複数の現像器、転写器及びクリーニング装置を配設してなり、その潜像担持体上に複数の現像器によりそれぞれ現像形成される各色のトナー像を順次重ね合わせた後に転写材に一括して転写することにより多色画像を形成する多色画像形成装置において、上記潜像担持体上に各現像器によって形成される電位測定用トナー像の潜像電位を測定する電位測定手段と、電位測定手段により測定した潜像電位と現像バイアス電位の電位差があらかじめ設定した潜像-現像電位差規定値の許容範囲を越えて異なる場合、その電位差と規定値との差分を帯電印加電圧及び現像バイアス印加電圧値に同時に加えて変更する制御動作を、その変更後の両印加電圧値における上記電位差と規定値との差分が上記許容範囲内に収まるまで同様に繰り返して行い、その制御動作完了時の現像バイアス印加電圧値を現像バイアス電位として設定する第1の制御工程と、第1の制御工程における制御動作完了時の帯電印加電圧値による帯電電位と第1の制御工程で設定された現像バイアス電位との電位差があらかじめ設定した帯電-現像電位差規定値の許容範囲を越えて異なる場合、その電位差と規定値との差分を帯電印加電圧値に加えて変更する制御動作を、その変更後の印加電圧値における上記電位差と規定値との差分が許容範囲内に収まるまで同様に繰り返して行い、その制御動作完了時の帯電印加電圧値を帯電電位として設定する第2の制御工程を実行するように構成され、かつ、この第1及び第2の制御工程を2色目以降の各色のトナー像に対して順次行うことにより2色目以降の各色のトナー像形成時における各帯電電位及び現像バイアス電位をそれぞれ設定する電位設定手段とを設けたことを特徴とする多色画像形成装置。

IPC (7件)：

G03G 15/01 , G03G 15/00 303 , G03G 15/02 102 , G03G 15/06 101 , G03G 15/08 502 , G03G 15/08 503 , G03G 15/16 103

FI (8件)：

G03G 15/01 M , G03G 15/01 , G03G 15/00 303 , G03G 15/02 102 , G03G 15/06 101 , G03G 15/08 502 B , G03G 15/08 503 A , G03G 15/16 103

前のページに戻る