特許
J-GLOBAL ID:200903054840484074

乾式多板クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102500
公開番号(公開出願番号):特開平7-310755
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 摩擦板の圧接時に温度の過度の上昇を妨げる。【構成】 クラッチアウター1は、第1筒状部11を有している。クラッチセンター2は、ハブ8と、ハブ8から外周に延びるフランジ18と、フランジ18の外周に設けられかつ第1筒状部11の内周側に位置する第2筒状部20とを有している。第2筒状部20は半径方向内外を導通する通路45を有する。ドライブレート15は、外周部が第1筒状部11に係合する。ドリブンプレート16は、第2筒状部20に係合する。プレッシャープレート3は、中央ボス部33と、ボス部から外周側に延びるフランジ部34と、フランジ部34の外周に形成された環状の押圧部35とを有している。フランジ部34は、フランジ18との間に内部空間40を形成し、外部空間30から内部空間40に空気を供給するための空気取り入れ通路41を有している。
請求項(抜粋):
入力側回転体から出力側回転体にトルクを伝達および遮断するための乾式多板クラッチであって、前記入力側回転体に連結され、軸方向に延びる第1筒状部を含む入力側部材と、前記出力側回転体に連結されるハブと、前記ハブから外周に延びるフランジと、前記フランジの外周から軸方向に延びて前記第1筒状部の内周側に位置する第2筒状部とを備え、前記第2筒状部は半径方向内外を導通する通路を有する、ハブフランジと、前記第1及び第2筒状部の間で軸方向に間隔を隔てて配置されており、外周部が前記第1筒状部に軸方向に相対移動可能にかつ相対回転不能に係合する複数の第1摩擦板と、前記第1摩擦板に対して軸方向に交互に配置され、内周部が第2筒状部に軸方向に移動可能にかつ相対回転不能に係合する複数の第2摩擦板と、中央ボス部と、前記中央ボス部から外周に延び前記ハブランジの前記フランジとの間に内部空間を形成しかつ外部から前記内部空間に空気を供給するための孔を有しているフランジ部と、前記フランジ部の外周に配置された押圧部と有するプレッシャープレートと、前記プレッシャープレートを前記第1摩擦板及び第2摩擦板側に付勢するための弾性部材と、前記プレッシャープレートを前記第1摩擦板及び前記第2摩擦板から離れる方向に移動させるためのクラッチ遮断機構と、を備えた乾式多板クラッチ。
IPC (2件):
F16D 13/52 ,  F16D 13/72

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