特許
J-GLOBAL ID:200903054842350253

脱硝装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136191
公開番号(公開出願番号):特開平11-319490
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 還元剤注入量を最適に制御できるようにした。【解決手段】 発電機負荷/排気ガス量と、発電機負荷/NOX濃度との関係から排出NOX量をNOX量推定工程41で推定する。この工程41における排出NOX量の推定に基づいてNOxの削減目標を目標NOX濃度(範囲)として目標NOX濃度設定工程42で設定する。この工程42で求めた目標NOX濃度により還元剤(尿素)初期注入量を、還元剤初期注入量算出工程43で算出する。この工程43で求めた還元剤初期注入量に基づいて還元剤初期注入を、還元剤初期注入工程44で気化器から反応器に向けて行う。還元剤の注入後、脱硝装置のNOXをNOX濃度計測工程45で計測し、NOXが目標濃度(範囲)内か、否かをNOX濃度比較工程46で比較し、比較結果に応じて、還元剤注入量調整工程47にて還元剤注入量を調整し、以後調整された量の還元剤が注入される。
請求項(抜粋):
内燃機関から排出され配管内を流通する排気ガスに、還元剤を添加した後、脱硝触媒と接触させることにより、排気ガス中のNOXを除去する脱硝装置の制御方法において、予めNOX除去後のNOX濃度目標値を設定し、内燃機関の運転状態から排出される排気ガス中のNOXを推定し、推定した量のNOXを除去して目標値とするために必要な還元剤の量を初期添加量として算出し、初期添加量の還元剤を排気ガスに添加した後、脱硝触媒と接触させることによりNOXの除去を実施した後、NOXを除去した排気ガス中のNOX濃度を測定し、測定したNOX濃度とNOX濃度目標値との比較を行い、その差に基づいて還元剤添加量を増減調整して添加する工程を繰り返すようにしたことを特徴とする脱硝装置の制御方法。
IPC (2件):
B01D 53/94 ,  B01J 29/40 ZAB
FI (2件):
B01D 53/36 101 Z ,  B01J 29/40 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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