特許
J-GLOBAL ID:200903054858760621

塩化ビニル系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247680
公開番号(公開出願番号):特開平10-087934
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 成形機の金属表面との剥離性等の成形加工性に優れ、透明性等の物性の低下や色調等の外観の悪化がなく、耐衝撃性に優れた成形品を与える塩化ビニル系樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 塩化ビニル系樹脂、弾性重合体が幹ポリマーのグラフト共重合体及び強酸基、強酸基の1価の塩又は弱酸基の1価の塩を有するアニオン性界面活性剤を含有し、塩化ビニル系樹脂とグラフト共重合体との重量比(塩化ビニル系樹脂/グラフト共重合体)が50/50〜99/1で、アニオン性界面活性剤がグラフト共重合体のラテックスを凝固させた物、グラフト共重合体のラテックスを凝固、熱処理及び脱水させた物、又はグラフト共重合体の乾燥粉体に配合され、アニオン性界面活性剤の量がグラフト共重合体100重量部に対して0.001〜2重量部、かつ塩化ビニル系樹脂とグラフト共重合体との合計100重量部に対して0.0001〜0.2重量部である塩化ビニル系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
塩化ビニル系樹脂(A)、弾性重合体を幹ポリマーとするグラフト共重合体(B)および強酸基、強酸基の1価の塩または弱酸基の1価の塩を有するアニオン性界面活性剤(C)を含有してなり、塩化ビニル系樹脂(A)とグラフト共重合体(B)との重量比(塩化ビニル系樹脂(A)/グラフト共重合体(B))が50/50〜99/1であり、アニオン性界面活性剤(C)が、グラフト共重合体(B)のラテックスを凝固させたもの、グラフト共重合体(B)のラテックスを凝固、熱処理および脱水させたもの、またはグラフト共重合体(B)の乾燥粉体に配合され、アニオン性界面活性剤(C)の量が、グラフト共重合体(B)100重量部に対して0.001〜2重量部であり、かつ塩化ビニル系樹脂(A)とグラフト共重合体(B)との合計100重量部に対して0.0001〜0.2重量部である塩化ビニル系樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 27/06 ,  C08L 51/00
FI (2件):
C08L 27/06 ,  C08L 51/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭56-118446
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-118446
  • 特開昭56-118446

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