特許

J-GLOBAL ID：200903054862851321

ニッケル粉末の製造方法、ニッケル粉末、ニッケルペースト、及び積層セラミック電子部品

発明者： 後藤 賀弘
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
代理人 (1件)： 西澤 均
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-030483
公開番号（公開出願番号）：特開2003-231902
出願日： 2002年02月07日
公開日（公表日）： 2003年08月19日
要約：

【要約】【課題】 低温での酸化を防止し、高温での過焼結を抑制することが可能なニッケル粉末の製造方法、該製造方法により製造されるニッケル粉末、該ニッケル粉末を用いたニッケルペースト、及び該ニッケルペーストを用いて形成した電極を備えた積層セラミック電子部品を提供する。【解決手段】 ニッケル粉末と、希土類元素化合物と、アルカリとを、水の存在下に混合し、希土類元素の水酸化物を沈殿させてニッケル粉末の表面に付着させ、このニッケル粉末を分離し、乾燥させた後、ジェット粉砕処理する。希土類元素化合物を構成する希土類元素として、Y及び原子番号57〜71の元素からなる群より選ばれる少なくとも1種を用いる。ニッケル粉末の表面に付着させる希土類元素の水酸化物の割合を、金属換算でニッケルに対して0.05〜3.0atm%の範囲とする。

請求項（抜粋）：

ニッケル粉末と、希土類元素化合物と、アルカリとを、水の存在下に混合し、希土類元素の水酸化物を沈殿させてニッケル粉末の表面に付着させる工程と、表面に希土類元素の水酸化物が付着したニッケル粉末を分離、乾燥した後、ジェット粉砕処理する工程とを具備することを特徴とするニッケル粉末の製造方法。

IPC (3件)：

B22F 1/02 ,  H01B 1/00 ,  H01B 1/22

FI (3件)：

B22F 1/02 D ,  H01B 1/00 E ,  H01B 1/22 A

Fターム (11件)：

4K018BA04 ,  4K018BC08 ,  4K018BC28 ,  4K018BD04 ,  5G301AA14 ,  5G301AA26 ,  5G301AB13 ,  5G301DA10 ,  5G301DA22 ,  5G301DD01 ,  5G301DE10