特許
J-GLOBAL ID:200903054865461214

印刷版の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301807
公開番号(公開出願番号):特開平6-126923
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 刷版作製システムが簡便であり、デジタル記録が可能であり、安定性が高く、そして、刷り易く、耐刷性が大きく、高品位の画像を形成できる印刷版を作製する方法を提供する。【構成】 ポジタイプのPS版と、フィルム状支持体上に、色材及び有機高分子結合剤を含み、330〜450nmの範囲の波長の光に対する透過濃度が0.9以上であり且つ膜厚が2.0μm以下である転写層が設けられた転写材料とを、感光性塗膜と転写層とが接触するように重ねて積層体を作る工程、サーマルヘッドにより画像を感熱記録する工程、転写材料をPS版から剥離してマスク画像を形成する工程、PS版の感光性塗膜にマスク画像の上から紫外線を全面露光して非画線部の感光性塗膜を感光させる工程、及び感光性塗膜の感光部分を現像液により溶解除去する現像工程を順次行う印刷版の作製方法。
請求項(抜粋):
50〜120°Cの融点を有するノボラック型フェノール樹脂を10〜85重量%含む感光性塗膜が基体上に設けられたポジタイプのPS版と、厚さが2〜50μmのフィルム状支持体上に、色材及び有機高分子結合剤を含み、330〜450nmの範囲の波長の光に対する透過濃度が0.9以上であり且つ膜厚が2.0μm以下である転写層が設けられた転写材料とを、感光性塗膜と転写層とが接触するように重ねて積層体を作る工程、積層体のフィルム状支持体の上からサーマルヘッドにより画像を感熱記録して、記録部の感光性塗膜と転写層との接着力を増加させる工程、転写材料をPS版から剥離し、記録部の転写層を感光性塗膜上に選択的に残してマスク画像を形成する工程、PS版の感光性塗膜にマスク画像の上から紫外線を全面露光して非画線部の感光性塗膜を感光させる工程、及び感光性塗膜の感光部分を現像液により溶解除去する現像工程を順次行うことを特徴とする印刷版の作製方法。
IPC (2件):
B41C 1/10 ,  G03F 7/00 503

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