特許
J-GLOBAL ID:200903054865663828

有機電解質電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148670
公開番号(公開出願番号):特開平5-325965
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【構成】 正極、負極並びに電解液を備えた有機電解質電池であって、正極がポリアセン系骨格構造を含むBET法による比表面積値が600m2 /g以上の不溶不融性基体よりなり、ポリアセン系骨格構造を含む不溶不融性基体にリチウムを担持せしめたものよりなり、電解液が下記一般式(1)にて示される環状カーボネートと一般式(2)にて示される鎖状カーボネートとを含む混合溶媒にリチウム塩を溶解した溶液であることを特徴とする。【化1】(但し、式中R1 ,R2 はH又はアルキル基を表わす。)【化2】(但し、式中R3 ,R4 はアルキル基を表わす。)【効果】 本発明の有機電解質電池は正極にPAS負極にリチウムを担持させたPASを用い、電解液にリチウム塩を環状カーボネートと鎖状カーボネートの混合溶媒に溶解した溶液を用いることにより、低温特性に優れた二次電池である。
請求項(抜粋):
正極、負極並びに電解液を備えた有機電解質電池であって、(1)正極が芳香族系縮合ポリマーの熱処理物であり、水素原子/炭素原子の原子比が0.5〜0.05であり、かつBET法による比表面積値が600m2 /g以上である不溶不融性基体より成り(2)負極が芳香族系縮合ポリマーの熱処理物であり、水素原子/炭素原子の原子比が0.5〜0.05であるポリアセン系骨格構造を含有した不溶不融性基体にリチウムをモル百分率で3%以上担持せしめたものより成り(3)電解液が下記一般式(1)にて示される環状カーボネートと一般式(2)にて示される鎖状カーボネートとを含む混合溶媒にリチウム塩を溶解した溶液であることを特徴とする有機電解質電池。【化1】(但し、式中R1 ,R2 はH又はアルキル基)【化2】(但し、式中R3 ,R4 はアルキル基)
IPC (3件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40

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