特許
J-GLOBAL ID:200903054865735357

通気性フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233883
公開番号(公開出願番号):特開平9-077893
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】通気性に優れるとともに、適度な弾性を有するため、風合いに優れ、引張強度、引裂強度等の機械的強度に優れる通気性フィルムの提供。【解決手段】メルトフローレート(MFR)、密度(d)および分子量分布(Mw/Mn)が特定の範囲にあり、かつn-デカン可溶成分量(W(重量%))と密度(d)の関係、および高分子量側の分岐数と低分子量側の分岐数が特定の関係にあるエチレン・α-オレフィン共重合体を主成分とするポリオレフィン樹脂(A)と、充填材(B)とを、(A)/(B)の重量比が30/70〜80/20の割合で含む樹脂組成物からなるフィルムまたはシートを延伸して得られる通気性フィルム。
請求項(抜粋):
エチレン・α-オレフィン共重合体を主成分とするポリオレフィン樹脂(A)と、充填材(B)とを、(A)/(B)の重量比が30/70〜80/20の割合で含む樹脂組成物からなるフィルムまたはシートを延伸して得られる通気性フィルムであって、前記エチレン・α-オレフィン共重合体が、(1)メルトフローレート(MFR)が5〜25g/10分の範囲にあり、(2)密度(d)が0.88〜0.92g/cm<SP>3 </SP>であり、(3)GPCによって測定される分子量分布(Mw/Mn)が1.5〜3.5の範囲にあり、(4)23°Cにおけるn-デカン可溶成分量(W(重量%))と密度(d)が、MFR≦10g/10分のとき、W<80×exp〔-100(d-0.88)〕+0.1MFR>10g/10分のとき、W<80×(MFR-9)<SP>0.26</SP>×exp〔-100(d-0.88)〕+0.1で表される関係を満たし、(5)GPC-IRによって測定されるクロマトグラムにおける高分子量側の分岐数の平均値をB1、低分子量側の分岐数の平均値をB2とするとき、B1≧B2である通気性フィルム。
IPC (3件):
C08J 9/00 CES ,  C08L 23/08 LCD ,  C08F210/16 MJM
FI (3件):
C08J 9/00 CES A ,  C08L 23/08 LCD ,  C08F210/16 MJM

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