特許
J-GLOBAL ID:200903054866361850

送信出力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-360845
公開番号(公開出願番号):特開2000-183763
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 送信バーストの位相誤差を改善する。【解決手段】 比較誤差増幅器7により増幅器3の出力をフィードバック制御する。電圧変換器10により定常バースト前後の短期間のみ増幅器3の飽和出力が上昇するように電源電圧Vdをフィードフォワード制御する。定常バースト前後の短期間のみ電源電圧Vdを上昇させることにより、送信バースト立ち上がり/立ち下がり期間の近傍で生じる増幅器内部での急激な振幅エンベロープ変動が、位相変動領域をよぎらないように増幅器の飽和点を制御する。
請求項(抜粋):
被変調波を増幅してバースト送信する無線送信機において、前記被変調波を増幅する出力可変ドライバーアンプと、出力可変ドライバーアンプの出力を増幅する飽和型高出力増幅器と、飽和型高出力増幅器の出力である送信バーストの一部を取り出す方向性結合器と、方向性結合器の出力を入力とし、入力レベルの減衰度を調整することが可能な可変検波器と、可変検波器の検波出力と第1の基準電圧とを比較した結果得られた誤差電圧を飽和型高出力増幅器に与える比較誤差増幅器と、第2の基準電圧に応じた電源電圧を飽和型高出力増幅器に供給する電圧変換器と、前記送信バーストの立ち上がり及び立ち下がり期間においてランピング波形を有する第1の基準電圧を比較誤差増幅器に出力し、前記立ち上がり及び立ち下がり期間を含む、定常バースト前後の短期間のみ飽和型高出力増幅器の電源電圧が上昇するような第2の基準電圧を電圧変換器に出力し、出力可変ドライバーアンプと可変検波器にそれぞれ第1、第2の制御電圧を出力する制御部とを備え、比較誤差増幅器の誤差電圧により飽和型高出力増幅器の出力を制御するフィードバック制御に加え、送信出力レベルに対して飽和型高出力増幅器の制御感度が略一定となるように出力可変ドライバーアンプの出力レベルを制御し、送信出力レベルに対して入力レベルが略一定となるように可変検波器の減衰度を制御し、電圧変換器により前記定常バースト前後の短期間のみ飽和型高出力増幅器の飽和出力が上昇するように電源電圧を制御するフィードフォワード制御を行い、前記送信バーストの立ち上がり及び立ち下がり期間におけるランピング波形制御と定常バースト期間における送信出力レベル制御を行うことを特徴とする送信出力制御回路。
IPC (2件):
H04B 1/04 ,  H04J 3/00
FI (2件):
H04B 1/04 E ,  H04J 3/00 H
Fターム (13件):
5K028BB04 ,  5K028SS01 ,  5K060BB07 ,  5K060DD04 ,  5K060HH05 ,  5K060HH06 ,  5K060JJ06 ,  5K060JJ16 ,  5K060KK01 ,  5K060LL01 ,  5K060LL11 ,  5K060LL12 ,  5K060LL24

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