特許
J-GLOBAL ID:200903054869149207

リチウムイオン電池およびこの電池の注液方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044219
公開番号(公開出願番号):特開平10-241741
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 外装缶内へ注液した電解液が溢れないような注液構造にするとともに、電解液の注液がスムーズに行えるようにする。【解決手段】 スペーサ20は、中央部に隔壁25を配設するとともに、この隔壁25の左右に第1の注液用連通孔21と第2の注液用連通孔22を配設している。なお、隔壁25は封口体30の下面まで延出するように形成されている。封口体30は、隔壁25に対向する位置の左右に第1の注液孔31と第2の注液孔32とを配設している。外装缶10の開口部に封口体30を載置してその周囲を外装缶に溶接して封口した後、第1の注液孔31内に電解液を注入する。このとき、吸気装置より延出するパイプを第2の注液孔32内に挿入して外装缶10内の気体を吸気しながら電解液を第1の注液孔31内に注入する。電解液の注液後、各注液孔31,32を封止する。
請求項(抜粋):
正極板と負極板をセパレータを介して卷回して電極体とし、この電極体を金属外装缶内に収納した後、同電極体の上部に同電極体を同外装缶内に保持するスペーサを配設するとともに、このスペーサの上部に同外装缶の開口を封缶する封口体を配設して封口した後、電解液を注入してなるリチウムイオン電池であって、前記スペーサに複数個の連通孔を配設するとともに、これらの連通孔間を区画する隔壁を前記封口体の下面まで延出して配設し、前記封口体の前記複数個の連通孔にそれぞれ対向する位置に注液孔を配設するようにしたことを特徴とするリチウムイオン電池。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/18
FI (3件):
H01M 10/40 Z ,  H01M 2/04 A ,  H01M 2/18 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-119935
  • リチウムイオン二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-178453   出願人:東芝電池株式会社, 株式会社東芝, 旭化成工業株式会社

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