特許
J-GLOBAL ID:200903054885409634

トリフェニルボロンアミン付加化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高宮城 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095079
公開番号(公開出願番号):特開平11-292883
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 漁網防汚剤、船底塗料などの有効成分として有用なトリフェニルボロンアミン付加化合物の製造法に関して、引火などの危険性のない、工業的な製造方法が求められていた。【解決手段】 テトラフェニルホウ酸アルカリ金属塩と、第1級アミン、ロジンアミン、またはピリジン化合物とを、反応させることにより、標記課題を解決するトリフェニルボロンアミン付加化合物を製造することができる。
請求項(抜粋):
式【化1】(式中、Mはアルカリ金属を示す。)により表されるテトラフェニルホウ酸アルカリ金属塩と、(a):一般式【化2】(式中、R1は、C1〜C30アルキル基;C3〜C7シクロアルキル基;C2〜C8アルケニル基;フェニル基;ナフチル基;ベンジル基;フェネチル基;フェニルプロピル基;1〜3個のハロゲン原子で置換されたC1〜C4アルキル基;ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C3アルコキシ基、C2〜C3アルケニル基、ニトロ基、またはアミノ基から選ばれた同一または異なっていてもよい1〜3個の基で置換されたフェニル基、ナフチル基、ベンジル基、フェネチル基、またはフェニルプロピル基;より選択されるいずれかの基を示す。)により表される第一級アミン、(b):ロジンアミン、または(c):一般式【化3】(式中、R2、R3、およびR4は、同一または異なっていてもよく、水素原子;ハロゲン原子;C1〜C8アルキル基;C3〜C7シクロアルキル基;C2〜C8アルケニル基;C1〜C8アルコキシ基;フェニル基;ベンジル基;フェネチル基;フェニルプロピル基;1〜3個のハロゲンで置換されたC1〜C4アルキル基;ニトロ基;アミノ基;ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C3アルコキシ基、C2〜C3アルケニル基、ニトロ基、またはアミノ基から選ばれた同一または異なっていてもよい1〜3個の基で置換されたフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、またはフェニルプロピル基;より選択されるいずれかの基を示す。)により表されるピリジン化合物とを、反応させることを特徴とする一般式(1)【化4】(式中、【化5】は、【化6】(式中、R1は前記と同義である。)または【化7】(式中、R2、R3、およびR4は前記と同義である。)により表されるトリフェニルボロンのアミン付加化合物の製造法。
IPC (3件):
C07F 5/02 ,  C07C211/03 ,  C07D213/20
FI (3件):
C07F 5/02 A ,  C07C211/03 ,  C07D213/20

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