特許
J-GLOBAL ID:200903054889833228

超電導磁石装置の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-316132
公開番号(公開出願番号):特開2002-124410
出願日: 2000年10月17日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】 簡便な超電導磁石装置の冷却装置を提供する。【解決手段】 真空断熱容器(1)内に、超電導磁石(2)を内蔵した液体ヘリウム槽(3)と、これを囲繞する様に配置された液体窒素槽(8)とを有する超電導磁石装置の冷却装置であって、前記液体ヘリウム槽又は液体窒素槽の蒸発ガス放出管(5,10)の少なくとも1つの管内に、細管(25)又は二重管(29)を挿入配置すると共に、その上端部をパルス管冷凍装置の低温生成部(20)のコールドヘッド(21)によって冷却される再凝縮室(24)内に開口させ、前記液体ヘリウム槽又は液体窒素槽からの蒸発ガスを、前記細管又は二重管の外管内を経て再凝縮室内に導入し、再凝縮させた後、前記細管又は二重管の内管を通して還流させる様になすと共に、前記低温生成部(20),前記コールドヘッド(21),再凝縮室(24)及び前記細管(25)又は二重管(29)とを一体構造の再凝縮部(A)となし、該再凝縮部(A)を、前記真空断熱容器(1)に取付部材(26)を介して着脱自在に取り付けてなるもの
請求項(抜粋):
真空断熱容器(1)内に、液体ヘリウム(4)を充填した環状の液体ヘリウム槽(3)と、該液体ヘリウム槽(3)の外周側に、これを囲繞する様に配置され且つ液体窒素(9)を充填した液体窒素槽(8)とを有し、前記液体ヘリウム槽(3)内に超電導磁石(2)を配置してなる超電導磁石装置の冷却装置において、前記液体ヘリウム槽(3)及び前記液体窒素槽(8)の夫々に、前記真空断熱容器(1)を貫通して外部に突出する蒸発ガス放出管(5,10)を設置し、これら蒸発ガス放出管(5,10)の内の少なくとも1つの蒸発ガス放出管内に、両端が開口した細管(25)を、その上端が該蒸発ガス放出管の先端部よりも突出する様に気密に挿入配置すると共に、該細管(25)の上端部を、パルス管冷凍装置の低温生成部(20)におけるコールドヘッド(21)によって冷却される再凝縮室(24)内に開口させ、これにより、前記液体ヘリウム槽(3)又は前記液体窒素槽(8)からの蒸発ガスを、前記細管(25)内を経て前記再凝縮室(24)内に導入し、再凝縮させた後、再度前記細管(25)内を通して前記液体液体ヘリウム槽(3)又は前記液体窒素槽(8)に還流させる様になすと共に、前記低温生成部(20),前記コールドヘッド(21),再凝縮室(24)及び前記細管(25)とを一体構造の再凝縮部(A)となし、該再凝縮部を、前記真空断熱容器(1)に取付部材(26)を介して着脱自在に取り付けてなる事を特徴とする超電導磁石装置の冷却装置
IPC (2件):
H01F 6/04 ZAA ,  G01R 33/3815
FI (2件):
H01F 7/22 ZAA G ,  G01N 24/06 510 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
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