特許
J-GLOBAL ID:200903054901345404

CTスキャナ装置、その使用方法およびCTスキャン方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336908
公開番号(公開出願番号):特開平7-204195
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 再構成データとその結果生じた画像の分解能を最高利用するCTスキャナ装置を提供する。【構成】 CTスキャナ装置(10)はX線源(12)を備え、ここから複数のX線ファンが試験領域を通って複数の放射線検知器リングに送られる。ファン・ビーム間のギャップはコリメータ(18)の可変セプタムにより調節され、ファン・ビーム幅は外側のコリメータ要素により調節される。X線源(12)は、被験者台(30)が縦方向に試験領域を通っていく間、試験領域の回りを回転し、それによりX線ファンはインターリーブされたスパイラル軌道に沿って移動する。各X線ファンからの放射減衰データは、結合された後、縦軸と直交する平行なスライスに沿って複数の画像に再構成される。X線ビーム間の間隔はスパイラルの有効ピッチとの関連で調節され、それによりX線ファンの先導エッジが縦軸の回りにおいて、180°/Nの角度間隔で共通の横行平面に交差する。
請求項(抜粋):
被験者台(30)、X線源(12)、X線源(12)を台(30)の回りで回転させる手段(16)、被験者を横行したX線源(12)からの放射を受け取るための複数の検知器アーク(28a、b)、そして、X線が少なくとも二つの、ソース(12)と検知器アーク(28a、b)間のおおむね平行なファン形状の経路(ここでX線ファンは、被験者の回りを縦オフセット関係において同時にらせん状に進む)に沿って被験者を横行するよう、X線源(12)の回転運動、及びそれと関連する被験者台(30)とX線源(12)・検知器アーク(28a、b)間の縦方向の運動を調節する手段(60)、及び、検知器アーク(28a、b)からの出力データを容量画像表示に再構成する手段(54)、さらには、X線ファンの有効間隔と幅を調節する手段(80、82a、b)を有するスパイラルCTスキャナ装置(10)。

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