特許
J-GLOBAL ID:200903054902817865
ディジタル秘話装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163962
公開番号(公開出願番号):特開平10-013406
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 データの欠落や誤挿入が発生すると、通話障害が発生し、擬似乱数の同期がずれると、受話者側では送話者の音声が雑音(又は誤った音声)として聞こえてしまう。【解決手段】 データ位相制御部26で発生された位相情報Cが、スクランブル部22からのスクランブルデータBに送信データ制御部25に付加されて送信される。受話者側では受信データ制御部36で分離された位相情報に基づいてデータ位相検出部37においてスクランブルデータEの欠落、誤挿入の有無を検出する。データ位相補正部38は、データ位相検出部37からの位相補正信号により、欠落、誤挿入等されたデータ量を推定し、スクランブルデータEの欠落期間にはダミーデータを挿入し、誤挿入されたスクランブルデータEのデータ部分を削除する。データ変換部39はダミーデータを無音データに変換する。
請求項(抜粋):
音声データと擬似乱数とを論理演算してスクランブルデータを生成するスクランブル手段と、所定単位期間毎の前記スクランブルデータに、位相情報と通信同期情報とを多重して送信用データを生成する多重手段と、前記送信用データを送信する送信手段と、前記送信用データを受信する受信手段と、前記受信手段からの受信データから前記スクランブルデータと位相情報と通信用同期情報をそれぞれ分離する受信データ制御部と、分離された前記通信用同期情報により前記受信データの同期を確認する同期検出部と、分離された前記位相情報に基づいて、分離された前記スクランブルデータの欠落及び誤挿入を検出し、分離された該スクランブルデータの欠落検出時はダミーデータを挿入し、分離された該スクランブルデータの誤挿入検出時は誤挿入されたスクランブルデータを削除する受信データ補正手段と、前記受信データ補正手段から出力された補正後のスクランブルデータに対してデスクランブル処理を行い、前記スクランブル手段の入力音声データと同じ音声データを復元するデスクランブル部とを有することを特徴とするディジタル秘話装置。
IPC (3件):
H04L 9/36
, H04L 9/20
, H04M 1/68
FI (3件):
H04L 9/00 685
, H04M 1/68
, H04L 9/00 653
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
暗号化通信方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-156307
出願人:村田機械株式会社
-
特開平4-319832
-
特開平1-303834
前のページに戻る