特許
J-GLOBAL ID:200903054903079191

溶融物加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009059
公開番号(公開出願番号):特開平8-261663
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【課題】 酸化可能な物質を含む溶融物の加熱方法を提供すること。【解決方法】 燃料ジェットとオキシダントジェットとを溶融物上に投入することによって燃料をオキシダントによって燃焼させる、酸化可能な物質を含む溶融物の加熱方法。燃料とオキシダントの両ジェットは、それぞれ燃料ジェット運動量とオキシダントジェット運動量とを有する。オキシダントジェットは、溶融物の上面に頂部酸化層を生成させる。オキシダントジェット運動量は、頂部酸化層がオキシダントジェットによって押しのけられて、新たな溶融物を暴露させ、この溶融物が酸化され、頂部酸化層の厚さを増大させうる限界運動量未満であるように、調節される。燃料ジェット運動量をオキシダントジェット運動量よりも大きいように調節して、オキシダントを燃料ジェット方向に引き寄せて、それによって、燃料とオキシダントとの混合層中に所望の可燃性混合物を形成する。
請求項(抜粋):
酸化可能な物質を含む溶融物の加熱方法であって、下記工程:少なくとも1対の燃料ジェットとオキシダントジェットとを溶融物上に投入し、前記オキシダントジェットを少なくとも部分的に前記燃料ジェットと前記溶融物との間に位置させることによって、燃料をオキシダントによって燃焼させる工程と;前記燃料ジェットと前記オキシダントジェットとが、それぞれ燃料ジェット運動量とオキシダントジェット運動量とを有し、前記オキシダントジェットが前記溶融物上の上面に配置され、ある厚さを有する頂部酸化層を生成させる工程と;前記頂部酸化層が前記オキシダントジェットによって押しのけられて、新たな溶融物を暴露させ、この溶融物が酸化されて前記頂部酸化層の前記厚さを増大させうる限界運動量を測定する工程と;前記オキシダントジェット運動量を前記限界運動量未満であるように調節する工程と;前記燃料ジェット運動量を前記オキシダントジェットよりも大きいように調節して、前記オキシダントと前記燃料とで燃料とオキシダントとの混合層中で所望の可燃性混合物を形成させる工程とを含む方法。
IPC (3件):
F27D 7/02 ,  F23L 7/00 ,  F27B 3/20
FI (4件):
F27D 7/02 Z ,  F23L 7/00 A ,  F23L 7/00 B ,  F27B 3/20

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