特許
J-GLOBAL ID:200903054903708865
多孔質混合伝導体およびその製造方法および固体酸化物形燃料電池の空気極材料
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-222580
公開番号(公開出願番号):特開2006-040822
出願日: 2004年07月29日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 固体酸化物形燃料電池の空気極材料の経時的な性能劣化を防止する。【解決手段】 イットリア安定化ジルコニアを酸素イオン伝導性材料として、この酸素イオン伝導性材料を2つの群に分け、当該分けた一方の群に対して焼成処理を施しこれを仮焼材料6とし、他方の未焼成の群を未焼成材料7とし、(La1-xSrx)1-yMnO3(0≦x≦0.7、-0.05≦y≦0.1)を基材料8として、仮焼材料6,基材料8,未焼成材料7を粉体とし、仮焼材料6の粒子径を1μm〜20μmの範囲とし、未焼成材料7および基材料8の粒子径は1μm以下とし、仮焼材料6と基材料8と未焼成材料7の質量混合比が4:6:1となる条件で、仮焼材料6,基材料8,未焼成材料7が混合されて、酸素イオン伝導性と電子伝導性を併せ持つ多孔質体5として形成される。この多孔質混合伝導体5を固体酸化物形燃料電池の空気極とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を備える第1材料と電子伝導性を備える第2材料との一方を、2つの群に分け、当該分けた一方の群に対して焼成処理を施しこれを仮焼材料とし、他方の未焼成の群を未焼成材料とし、前記第1材料と前記第2材料のうち上記焼成と未焼成の区別のない材料を基材料として、前記仮焼材料および前記基材料および前記未焼成材料を粉体とし、前記仮焼材料の粒子径を1μm〜20μmの範囲とし、前記未焼成材料の粒子径は前記仮焼材料の粒子径よりも小さいものとし、前記仮焼材料の質量混合比が前記未焼成材料の質量混合比よりも大きく、前記仮焼材料と前記基材料と前記未焼成材料とからなる全体に対する前記基材料の体積混合率が40%以上60%以下の範囲となる条件で、前記仮焼材料および前記基材料および前記未焼成材料が混合されてなる酸素イオン伝導性と電子伝導性を併せ持つ多孔質混合伝導体。
IPC (3件):
H01M 4/88
, H01M 4/86
, H01M 8/12
FI (3件):
H01M4/88 T
, H01M4/86 T
, H01M8/12
Fターム (11件):
5H018AA06
, 5H018AS03
, 5H018BB01
, 5H018BB12
, 5H018EE11
, 5H018EE12
, 5H018EE13
, 5H018HH01
, 5H018HH05
, 5H018HH08
, 5H026AA06
引用特許:
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