特許
J-GLOBAL ID:200903054904823510

蒸発燃料濃度計測装置及びその調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233628
公開番号(公開出願番号):特開平8-094593
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 自動車等のエンジンへの燃料供給系に用いて好適な構造を有すると共に信頼性及び計測精度の高い蒸発燃料濃度計測装置を提供する。【構成】 分周回路(33)の信号(Sm)の周期(To)に同期したバースト信号(B) により超音波発生部(22)が超音波伝搬室(9) に超音波を出射し、合成回路(39)がその超音波に対する反射波の信号(C) と信号(Sm)に同期した信号との合成信号(E) を形成する。TLL回路(40)が周期(To)の1/2の周期の位相比較信号(Sn)と合成信号(E) との位相差を検出し、その位相差を減少させるための周波数の帰還信号(Sf)を分周回路(33)のクロック信号として出力する。更に、周波数電圧変換回路(41)が帰還信号(Sf)を直流電圧(Vo)に変換し、減算器(42)の可変抵抗(R6)を調整することにより直流電圧(Vo)のレベル誤差を除去し、且つ、可変利得増幅回路(43)の可変抵抗(R8)を調整することにより振幅誤差を補正して、高精度の出力信号(So)を出力させる。
請求項(抜粋):
計測すべき蒸発燃料を入力するための超音波伝搬室の一端からその室内の所定反射面へ超音波を出射して、その反射面からの反射波を検出する超音波送受信ユニットと、前記超音波及び反射波の検出信号に基づいて蒸発燃料濃度を判定する超音波計測部と、前記超音波計測部から出力される計測信号の誤差成分を除去する調整部とを備え、前記超音波伝搬室内に所定圧力の空気(エア)を充填した状態で実測される前記計測信号のレベルと予め実験的又は統計的に求めておいた理想的な計測信号のレベルとの差分がゼロに成るように、前記調整部の増幅率及びオフセットが調整され、次に、前記超音波伝搬室内に所定圧力の不燃性ガスを充填した状態で実測される前記計測信号のレベルと予め実験的又は統計的に求めておいた理想的な計測信号のレベルとの差分がゼロに成るように、前記調整部の増幅率及びオフセットが調整され、次に、本来の被測定対象である蒸発燃料と前記不燃性ガスとの体積%に基づいて前記調整部の増幅率が微調整されることを特徴とする蒸発燃料濃度計測装置。
IPC (3件):
G01N 29/18 ,  F02M 25/08 ,  G01N 29/02

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