特許
J-GLOBAL ID:200903054907188289

密閉形開閉器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161287
公開番号(公開出願番号):特開平8-031275
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】組み立て作業者の技量に左右されることなく、常に一定の放圧性能を得ることができる、組立が簡単な密閉形開閉器を提供する。【構成】下端が開口したケース本体11と、ケース本体の下端の開口部の内側に配置されてパッキン21を介してケース本体の開口部を気密に閉じる底板12とにより、真空バルブ15を収納するケース10を構成する。ケース本体11の下端及び底板12の周縁部にそれぞれ舌片状のケース本体側撓み部11D及び底板側撓み部12Fを設け、これらの撓み部11D及び12Fを重ね合わせてボルト22及びナット23により結合する。ケースの内圧が上昇したときに撓み部11D及び12Fを塑性変形させて底板12とケース本体11との間にガス流出用の隙間を形成する。
請求項(抜粋):
下端が開口したケース本体と、前記ケース本体の下端の開口部の内側に配置されて該開口部をパッキンを介して気密に閉じる底板とを有するケースと、前記ケース内に収納された遮断部とを備えた密閉形開閉器において、前記ケース本体の下端に複数のケース本体側撓み部が一体に設けられ、前記底板には前記複数のケース本体側撓み部にそれぞれ対応する複数の底板側撓み部が一体に設けられて各底板側撓み部が対応するケース本体側撓み部に重合され、互いに重合されたケース本体側撓み部と底板側撓み部とを貫通させた状態で設けられたボルト嵌合孔に嵌合されたボルトと該ボルトに螺合されたナットとにより両撓み部が締結されて前記底板がケース本体に固定され、前記ケース本体側撓み部及び底板側撓み部は前記ケース内の圧力が上昇したときに撓み得る形状に形成されていて、前記ケース内の圧力が許容値を超えたときに両撓み部が変形して前記底板とケース本体の下端の開口部との間に放圧用の隙間を形成するように各撓み部の強度が設定され、各ボルト嵌合孔とボルトとの嵌合により前記パッキンの圧縮量が適正な範囲に規制されるように各ボルト嵌合孔の位置が設定されていることを特徴とする密閉形開閉器。
IPC (2件):
H01H 33/53 ,  H01H 33/56

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