特許
J-GLOBAL ID:200903054913846778

酸化物陰極およびその製造方法並びに三極部の組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131636
公開番号(公開出願番号):特開2000-323007
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 酸化物陰極の構成要素である電子放射物質層の厚さのばらつきに起因する陰極のカットオフ電圧の製品ばらつきを抑制する。【解決手段】 電子放射物質層5に切り欠き部5aを設けることで電子放射物質層形成面3aの一部を露出させる。CRT排気を行う前の段階で、切り欠き部5aから露出する電子放射物質層形成面3aの高さと電子放射物質層5の上面の高さを個々の酸化物陰極についてそれぞれ計測して、電子放射物質層5の厚さを計り、この厚さを反映させて三極部の組み立てを行うことで、三極部の第一電極8と電子放射物質層5の間隔を所定の値とすることができ、陰極のカットオフ電圧の製品ばらつきを小さく抑制することが可能となる。
請求項(抜粋):
筒状のスリーブ、上記スリーブの一端面を塞ぐように、上記スリーブの内側面に配置形成された平板状の基体金属、上記基体金属の一面および上記スリーブの一端面から構成される電子放射物質層形成面上に配置形成された電子放射物質層を備えた酸化物陰極において、上記電子放射物質層形成面の外周の一部を露出させる切り欠き部を上記電子放射物質層に設けたことを特徴とする酸化物陰極。
IPC (5件):
H01J 1/20 ,  H01J 1/26 ,  H01J 9/04 ,  H01J 9/18 ,  H01J 29/04
FI (7件):
H01J 1/20 G ,  H01J 1/20 K ,  H01J 1/26 B ,  H01J 9/04 G ,  H01J 9/04 D ,  H01J 9/18 B ,  H01J 29/04
Fターム (6件):
5C027CC05 ,  5C027CC14 ,  5C031DD04 ,  5C031DD09 ,  5C031DD15 ,  5C031DD19

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