特許
J-GLOBAL ID:200903054924030133

湯船階段椅子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350477
公開番号(公開出願番号):特開平9-173411
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 老人や体の不自由な人が浴槽に入るとき、洗い場より浴槽の方が深いので入り辛かった。これを階段や椅子形容器を浴槽に沈めることで解消し、容器自体は軽く、水と熱量をより有効利用し、衛生的な物にするのが課題である。【解決の手段】 浴槽の中に入れるため軽くて成型可能な合成樹脂でもって、階段兼椅子形容器を作り、その中へ水を注排することで浮沈を図った。容器の強度を増すことと、対流による熱伝搬を少なくするためと、さらに水を加えた時新旧の水が混じらず入れ替わるようにするために、容器内を四角柱状に仕切った。浴槽と容器の隙間を衛生的に保つことを、ゴム様の袴で隔てを作り、汚れを入らなくし、新しい水のみ入れることで可能にした。以上のことで課題を解決した上、沈める容器大の水量とそれらに伴ういくらかの燃料の節約、リハビリ器具装着可能という大きな付随効果とを生んだ湯船階段椅子である。
請求項(抜粋):
(ア)浴槽に入る大きさの合成樹脂等の素材でできた階段付き椅子状形の容器(1)を設ける。(イ)同容器に、弾力性の有る足(2)を設ける。(ウ)同容器に、水の入口(3)を設ける。(エ)同容器に、上部に切れ込みのある上出口(4)と、最底部に下出口(5)を設ける。(オ)水の出入口に蓋(6)を設ける。(カ)同容器内部に槽を別ける仕切り(7)を設ける。(キ)同容器最上部に取付穴(8)を設ける。(ク)同容器と浴槽とをある程度仕切るゴム様の袴(9)を設ける。以上のように構成された湯船階段椅子である。

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