特許
J-GLOBAL ID:200903054926419534
暗号化・復号化方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015741
公開番号(公開出願番号):特開平9-274430
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 利用可能な記憶領域の最も少ない暗号化および復号化装置に暗号文を交換する系全体で再帰の深さを合わせる必要があり、装置によっては最大限の性能が発揮できない。【解決手段】 本発明は、従来から知られている"Feistel" 構造の構成要素のF関数に有限体上の冪乗演算を利用することにより、秘密鍵式の暗号化・復号化装置を構成する基本演算に、新たに、有限体上の冪乗演算を用いる。
請求項(抜粋):
秘密鍵を用いて、秘密保持されるべき平文から、暗号文を作成するための暗号化工程と、同じ論理を用いて当該秘密鍵を用いて暗号文から平文に復号化する復号化工程を組み合わせた暗号化・復号化方法において、平文Pに対して、鍵Kから拡大鍵Kr (1≦r≦N)を生成する拡大鍵生成工程と、前記平文Pのビット列を上位X0 ,下位X1 と半分に分け、2≦r≦N+1に対して、有限体上の冪乗演算を実現する工程Fと、入力が2つあり出力が1つで入力の片方の値を固定したとき置換になるような写像を実現する工程Gにより、Xr =G(Xr-2 ,F(Xr-1 ,Kr-1 ))を求め、暗号文Cの上位半分をXN+1 下位半分をXN とし、該暗号文Cに対しては、前記拡大鍵生成工程により鍵Kから拡大鍵Kr (1≦r≦N)を生成するビット列結合工程と、前記暗号文Cのビット列を上位XN+1 ,下位XN と半分に分け、2≦r≦N+1に対して、Xr-2 =G-1(Xr ,F(Xr-1 ,Kr-1 ))を求めるビット列分割工程と、前記ビット列結合工程を用いて前記平文Pの上位半分をX0 ,下位半分をX1とし、暗号化工程の前記工程Fにおける有限体上の冪乗演算工程の性質によって理論的な安全性を高めることを特徴とする暗号化・復号化方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 610
, G09C 1/00 650
FI (2件):
G09C 1/00 610 A
, G09C 1/00 650 Z
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