特許
J-GLOBAL ID:200903054928365814

電気化学式ガス検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360033
公開番号(公開出願番号):特開平6-058906
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 電極を貫通する紐状導液部材を用いることなく電解液を電極面に行渡らせること。【構成】 少なくとも作用極と対極とを電解液に接液させて被検ガスの濃度を電解電流として検出する電気化学的ガス検出器において、対極となる電極体3の表裏両面、及びその周縁部で接しさせるようにして含水板4,5でサンドイッチ状に包み、含水板5を作用極となる電極体2の電極面2bに接触させて容器1に収容する。含水板4を介して電解液20が吸上げられ、含水板4の周縁部から電極体2,3間に存在する含水板5に電解液が回り込む。これにより両電極体2,3の電極面2b、3bが電解液に接触してガスの濃度に対応した電解電流を発生することになる。そして少なくとも含水板4,5に電解液が含まれていればガス検出の動作が可能となるため、容器内に電解液を可及的に少なくでき、これにより容器内に生じた空間で湿度による電解液の増減が吸収される。
請求項(抜粋):
少なくとも作用極と対極とを電解液に接液させるように容器に収容して被検ガスの濃度を電解電流として検出する電気化学的ガス検出器において、前記作用極と前記対極とで前記電解液の吸収が可能な第一の含水板を挟み、また前記対極の電解液側には前記対極の周縁部よりも外側に延出する前記電解液の吸収が可能な第二の含水板を当接させ、第二の含水板の少なくとも一部を電解液に接しさせてなる電気化学式ガス検出器。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/404
FI (2件):
G01N 27/46 311 Z ,  G01N 27/30 341 K

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