特許
J-GLOBAL ID:200903054941649643

光触媒微粒子含有中実多孔質シリカ粒子とその使用方法、および光触媒含有高分子固体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194391
公開番号(公開出願番号):特開平11-033100
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 光触媒微粒子をシリカ粒子の中に含有させることにより、樹脂、繊維等と複合化して用いた場合にも、樹脂等を劣化させることなく、紫外線照射により有機物を分解し得る光触媒微粒子含有シリカ粒子を提供する。【解決手段】 一次粒子径が0.001μm〜0.3μmである光触媒微粒子を、SiO2含有率が5.0mol/dm3以上であるアルカリ金属珪酸塩水溶液に分散させ、乳化剤の存在下で有機溶媒中に乳化して油中水型の乳化液を調製し、この乳化液を前記アルカリ金属珪酸塩に対して不溶性シリカ形成反応を示す化合物の水溶液に混合し、光触媒微粒子を0.01〜50重量%の割合で含有する光触媒微粒子含有中実多孔質シリカ粒子を製造した。
請求項(抜粋):
一次粒子径が0.001μm〜0.3μmの範囲にある光触媒微粒子を0.01〜50重量%の割合で多孔質シリカからなる粒子内に含有する光触媒微粒子含有中実多孔質シリカ粒子であって、この中実多孔質シリカ粒子を含む高分子固体を、有機物、カビおよび細菌から選ばれる少なくとも一つの被作用体と接触させながら紫外線を照射したときに、前記光触媒微粒子の作用による高分子固体の劣化が前記多孔質シリカの存在により抑制されながら、前記被作用体が分解されるかまたは死滅することを特徴とする光触媒微粒子含有中実多孔質シリカ粒子。
IPC (6件):
A61L 9/20 ,  B01D 53/86 ,  B01J 21/08 ,  B01J 23/06 ,  B01J 35/02 ,  C01B 33/12
FI (7件):
A61L 9/20 ,  B01J 21/08 M ,  B01J 23/06 M ,  B01J 35/02 J ,  C01B 33/12 A ,  B01D 53/36 J ,  B01D 53/36 H

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